複数女性との暴力問題・金銭トラブルで芸能界を引退した友井雄亮が所属していたムード歌謡グループ・純烈のメンバー4人が1月15日、都内で会見を行った。
4人は皆、黒のスーツと紺のネクタイで登場。リーダーの酒井一圭は冒頭、「相手方の女性、ご家族に多大なるご迷惑をおかけして、お詫び申し上げます」と頭を下げた。
友井脱退後に4人が報道陣の前に揃って立つのはこれが初めて。会見では4人それぞれが、被害女性への謝罪そして4人での再出発をファンに誓った。
ネット上では「紅白出場の夢を叶えて、これから更に活躍をと思っていたであろう4人がかわいそう。頑張ってほしい」「メンバーが事実を受け止め、率直に話をしているのは伝わってきた。つらい決断だったと思うけど頑張れ」など、会見を行った4人には肯定的な意見が集まった。
「長年一緒にやって来てようやく紅白出場までたどり着いた。裏切られた4人のショックは計り知れません。会見ではメンバーは皆涙ぐんでましたが、何でもっと早く気づけなかったんだというような、無念の気持ちがにじみ出てましたね」(芸能ライター)
酒井は「純烈で受け入れることはない」「会いたい気持ちはゼロではない。でも、僕のなかであいつは死にました」と、友井との絶縁を宣言。「いつかまた紅白に出るまでやめられない」と、再出発の決意を口にして会見を終えた。
1月14日に放送された「痛快TVスカッとジャパン菜々緒!天童よしみ!強烈女優が続々登場2時間SP」(フジテレビ系)に5人の純烈が再現VTRに出演したが、これが見納めになったようだ。
「棚の上にあるファイルを取りそこねるOLを助ける5人の先輩として登場しましたが、画面には『2018年12月13日に収録されたものです』という断りのテロップが入り、スタジオの出演者によるこのVTRに対するコメントもナシ。しかし、これだけの事件になっているのにVTRそのものをカットしなかったのは、純烈ファンに対する餞になったと思います」(前出・芸能ライター)
ネット上では、友井氏復帰を願うファンによる署名運動の動きも出ていたが、署名のツイッターアカウントはすでに閉鎖、ファンも4人での再起を見守ることになる。
(石見剣)