1月17日、政府は2月24日に千代田区の国立劇場で行われる「天皇陛下御在位30年記念式典」にて、天皇陛下が作詞、皇后陛下が作曲した沖縄の歌「歌声の響」を記念演奏、沖縄出身の歌手・三浦大知が歌唱することを発表した。
このニュースに、沖縄県民のみならず、日本国中で三浦への祝福の声が沸き起こったのだが、この出来事にコメントしたばかりに批判の声を数多く集めたのが、ほかならぬ沖縄出身のあの議員である。
「元SPEEDの今井絵理子議員が『とても意義深く感慨深いものがあります』とツイッターにつぶやいたのです。そのことがネットでニュースになると、『イメージ回復に利用するな』『何が意義深いのか、語ってみろ』など、批判が殺到してしまいました」(週刊誌記者)
今井議員といえば、かつて毎日新聞が参議院選挙立候補者を対象にした「憲法改正に賛成か反対か」「原発は日本に必要だと思うか」など24問のアンケートに、すべて無回答としたことで、政治家としての信念や資質そのものを問われたことや、後に不貞騒動も起こしたことも記憶に新しい。
「不貞報道で辞職しなかっただけでなく、ほとぼりの冷めた1年ほどで堂々の交際宣言をしたことも有権者の感情を逆撫でしてしまっているようです。不貞の際に主張していた『一線は超えてない』という言葉を借りれば、議員としての『合格点も超えてない』と言いたくなるのも仕方ないかもしれません」(前出・週刊誌記者)
政府・与党が進める名護市辺野古の新基地建設に関しては、賛否を発信していない今井議員が、なぜ今回は“深い感慨”に浸ったのか。その説明も、付け加えるべきだったのかもしれない。