普段外食ばかりの人が自炊をするだけで、スルッと痩せることがあります。その理由は簡単。調味料や味付けに余分なカロリーを追加することなく、素材の味を生かした料理を楽しむようになるから。自炊のメリットともいえる無駄を追加しない食べ方で、“たっぷり食べても太らない”食事を楽しみましょう。
そのための食材として、「キャベツ」があります。キャベツは低カロリーなのに歯ごたえがあって満足感を得やすく、たっぷり食べたいときにもオススメ。そのうえビタミンCが豊富で抗酸化作用が高く、老化を抑制して代謝のよい状態や美肌を維持する効果も期待できます。食物繊維も豊富なので、腸内環境を整えて美容のためにも大活躍するお助け食材なんですよ。そんなキャベツの、調理時間約10分で簡単にできるレシピをご紹介しましょう。
【キャベツとエビのさっと煮】
〈材料〉
■キャベツ半玉/冷凍エビ(むきエビ)好きなだけ
■白だし大さじ3/水200ml
■ブラックペッパー適量
〈作り方〉
1.冷凍エビを解凍しておく
2.キャベツをざっくり、一口大に切る
3.深めのフライパンにキャベツを入れ、だし汁(水に白だしを合わせる)を入れて蓋をし、3分ほど中火で煮詰める
4.キャベツがしんなりしてきたら解凍したエビを入れて混ぜ、弱火にしてさらに2分ほど煮る
5.具材がやわらかくなって味が染みたら、ブラックペッパーをふりかけて出来上がり
実はキャベツ同様、エビも低カロリーで美容・健康に役立ちます。糖質が少なく、筋肉や肌をつくるたんぱく質や美肌を維持するコラーゲンが豊富。また、赤色の成分アスタキサンチンは抗酸化作用が強く、美肌の維持にも大活躍してくれます。カルシウムも含まれているため、骨粗しょう症予防のためにも取り入れたい食材なんです。
今回紹介したレシピは、ダイエットやアンチエイジングに役立つ栄養素が詰まった「キャベツ」と「エビ」の低カロリーレシピ。白だしの旨味が効いたスッキリ美味しいメニューなので、ぜひお試ししてみてくださいね。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)