男性アイドルグループ「嵐」が2020年いっぱいで活動を休止する。1月27日の会見では、活動休止するまでの経緯を説明、リーダーの大野智の強い希望があったことが明かされた。
会見では、2017年6月中旬頃に、大野がメンバーを集めて「自分の嵐としての活動をいったん終えて、自分の思いとしては、自由な生活を1回してみたい」と、残りの4人に展望を伝えたことを明かした。
「自由な生活をしたい」という大野が具体的に何をしたいか、という質問に対して明確な回答はないが、今まで見たことのない景色を見てみたいという希望を語っている。
この大野の発言に対して、ネット上で盛り上がったのが、“パン屋に転職説”だ。「いつかパン屋さん開いたら食べに行きたいな」「お休みしている間、パン屋さんでバイト」「パン屋やらせろ」「大野智が開いたパン屋に行きてぇ」などと、パン屋待望論が渦巻いたが、それには理由がある。
「1月28日放送の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)でも、キャスターの羽鳥慎一が以前、嵐と仕事をした際に将来の夢を聞いたところ、大野が『パン屋になりたい』と答えたことを明かしました」(テレビ誌ライター)
なぜ、パン屋なのか。かつて、情報番組「はなまるマーケット」(TBS系)に出演したとき、その理由を明かしていた。
「昔からパンが好きで、朝は必ず、母親が買ってきてくれた『ねじりパン』を食べていたそうです。そして、将来の夢はパン屋になることだと続け、理由については『パン屋って、憎めないじゃないですか』『近くに行くと絶対にいいにおいがして、あれがたまらない』などと話していました。ただ、メインキャスターでジャニーズの先輩でもある薬丸裕英から『パン屋さんって、大変だよ、朝が早くて』と突っ込まれると、『自分は店長志望でパンはあまり作らない』と言って、周囲を驚かせていました」(前出・テレビ誌ライター)
職人になりたいわけではなく、あくまでパン屋のオーナーになりたいということだろうか。いずれにしても、大野が経営しているパン屋が開店したとすれば、繁盛しすぎて“自由な生活”どころではない?
(石田英明)