ベッキーの不貞騒動、SMAPの分裂危機、清原和博の薬物逮捕など、“メインディッシュ”続きの芸能ニュース。お腹いっぱいになったところに、ちょうどいい“口直し”となったのが、狩野英孝をめぐる三角関係騒動だ。
コトの始まりは、シンガーソングライター・川本真琴のツイッターでの突然のつぶやきだった。川本は「半年前から彼氏がいます」と告白し、さらには特定の人へのメッセージとして「私の彼氏をとらないでください」と綴ったのだ。
そして、一部スポーツ紙が、その相手が狩野であることをスッパ抜くと、今度は“今カノ”を名乗る加藤紗里なるモデルが登場し、川本を口撃。なかなかの盛り上がりを見せている。
90年代にはヒット曲を多数リリースしている川本だが、往年のファンからは、「愛の才能ないの?」「彼氏も1/2に半分こしたらいいよ」「成長しないって約束じゃん」など、彼女の楽曲になぞらえたコメントが乱立。一方で、川本の存在を知らなかった若い世代からの注目度は急上昇。どんなアーティストだったのかと、過去の作品に興味が集まっているという。
「デビュー当時は、ボーイッシュで可愛らしいルックスとハイトーンボイスで歌う切ないラブソングで人気の川本でしたが、キャラのかぶるaikoの登場で人気が低迷、徐々にメディア出演が減りました。しかし、今回のことで20年ほど前に発売された川本の歌がミリオンヒットを記録してこともあると知った若い世代から、当時の曲が『けっこういいじゃん!』と評価されているんです。現在はウェディングソングを制作中と言っていましたから、今回の騒動がいい宣伝となって再ブレイクも期待できるのではないでしょうか」(音楽ライター)
今年は爆弾ツイートよりも、本業の歌のほうで話題になってほしいものだ。
(佐藤ちひろ)