1月27日、ジャニーズ事務所の人気グループ「嵐」が2020年12月31日をもって活動を休止することが、公式ファンクラブサイト内で発表。同日夜には5人揃っての会見が開かれ、その話題がワイドショーや情報番組をジャックする形となった。
「国民的アイドルグループの活動休止で多くの視聴者の関心事ですから、当然の話。ただ、日テレの『Going! Sports&News』までもが大坂なおみの全豪オープン優勝の話題を差し置いてトップでこれを報じ、キャスターを務めるKAT-TUNの亀梨和也にコメントを出させていたのは、スポーツ番組としてどうかと思いましたけどね」(テレビ誌ライター)
この大騒動に救われた形となったのが、あのグループだ。
「元交際相手へのDVや3000万円もの使い込みが発覚した友井雄亮が脱退、芸能界を引退したムード歌謡グループの純烈です。友井は、まだ他の女性とのトラブルを抱えていたとも言われており、さらに残されたメンバーもヤンチャな過去がほじくり返されそうになっていた。それが、嵐の活動休止によってひとまず吹き飛びましたからね」(ワイドショー関係者)
思えば友井は、かつて関西ジャニーズJr.に籍を置いており、紅白歌合戦の舞台裏ではジャニーズ時代に苦楽を共にした嵐や関ジャニ∞のメンバーとの再会を喜んでいたという。それからまだ1カ月も経たないうちに、それぞれの状況は随分と変わってしまったものである。
(露口正義)