芸能界を揺るがしている「嵐」の活動休止。多くのファンがその発表に心を痛めるなか、ジャニーズファンの一部にはむしろ心を躍らせている者もいるという。そのポジティブ派たちは「去る者あれば来る者あり」との期待に満ちあふれているというのだ。芸能記者が語る。
「嵐のファンクラブ会員数は250万人を超えており、年会費だけで年間100億円を超えるというお化けコンテンツになっています。活動休止中もファンクラブは存続すると見られていますが、ライブやグッズの売り上げがなくなることから、経営に与える影響は相当に大きいことでしょう。その一方で同事務所では、昨年CDデビューした『King & Prince』の1stシングル『シンデレラガール』が68万枚超を売り上げ、いきなりジャニーズグループのトップセールスを記録。嵐の活動休止による落ち込みをカバーする存在として熱い注目を浴びています。それゆえ同事務所では今年から来年にかけて、第二第三のキンプリを生み出すべく、新規グループを次々とCDデビューさせるのではと期待されているのです」
CDデビュー予備軍のジャニーズJr.では現在、10組のグループが活動中。なかにはデビュー前にも関わらず横浜アリーナや大阪城ホールでのコンサートを完売させている人気者もいる。そのなかでも人気上位の5組がCDデビューの有力候補と期待されているようだ。
昨年3月に開設されたYouTubeの「ジャニーズJr.チャンネル」では日替わりで5組が出演。その5組とは結成順に「Snow Man」「Travis Japan」「SixTONES」「HiHi Jets」、そして「美 少年」となっている。この中でどこが最初にデビューするのかについて、ファンの間で活発な議論が交わされているという。
「年齢順で言えば25~26歳の『Snow Man』が筆頭候補。3月には新メンバー3名の増員が決まっており、CDデビューに向けての布石とも噂されています。それに対し、キンプリとCDデビューを争っていたと言われている『SixTONES』は、今度こそと期待しているファンが多い。ここに『Travis Japan』を加えた3組は、3月に横浜アリーナでの単独公演が決まっていますが、その演出を“ジャニー喜多川社長の後継者”とも目されている滝沢秀明が手掛けるというのです。そのためファンの間では3月にも“3組同時デビュー”という衝撃発表が行われるのではと期待が高まっているのです」(前出・芸能記者)
残る「HiHi Jets」と「美 少年」に関しては、メンバー全員が未成年者なこともあり、デビューは来年以降との観測もある。ともあれ滝沢が新会社「ジャニーズアイランド」の社長に就任したこともあり、新グループのCDデビューでは滝沢がキーマンとなることは間違いなさそうだ。
(白根麻子)