HKT48の指原莉乃が2月3日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演した。
番組冒頭、コメンテーターの松本人志が、隣に座った指原を意識しながら「このツーショどうなの?」と振ると、指原は「干されてないみたいでよかったです」と答えて笑わせた。
松本はさらに「TBSに行ったら指原のポスター貼ってあって。(指原のレギュラー番組の)『つぶれそうなのにつぶれない…』って俺のこと? ってドキッとした。潰される!って」と自虐コメント。これに指原は「あの時は自分の発言で精一杯。あとでオンエアを見て(松本の)発言がハラスメントかどうかということより、『松ちゃんスベってない?』って」と返答。さらに「私の反応も良くなかった。これからああいうことがあったら、すぐビンタします」と続けて笑わせた。
ネット上では「指原が本当に上手かった」「この対応力は認めるべき」「松ちゃんよりも何枚も上手」と、指原のコメント力を絶賛。
「普通のアイドルにはなかなかできない発言で、指原が何故テレビに出続けているのかがよくわかりますよね。単に先輩の失言を擁護するんじゃなく、自分の意見や反省も口にして、やや強めに苦言を表明することで、最後は笑いへと昇華させる。見事です」(テレビ誌ライター)
番組は続いて嵐の活動休止の話題に。番組MCの東野幸治に、自分の卒業発表時に、メンバーの誰かに事前に打ち明けたかどうか尋ねられると、指原は「あんまり人には言わずに、自分で」と返答。松本が「(メンバー同士)あんまり仲良くないもんな」と返すと、指原はすかさず「そういうことじゃなくて…ビンタしていいですかね今」と松本の方を見て発言。これにはスタジオ内は爆笑、松本は「これでビンタはきついわ。番組全体で5、60発になっちゃう。身がもたんわ」とこぼし、コメンテーターのヒロミは、「松ちゃんがしゃべり出すとドキドキする、大丈夫かなって」と苦笑した。
バラエティ巧者・指原はHKT48の看板がなくなっても、十分にテレビで活躍できそうだ。
(石見剣)