将来有望な新人俳優などを選出して表彰する「2016年エランドール賞」の授賞式が2月4日行われた。
新人賞に輝いたのは柄本佑、有村架純、菅田将暉、土屋太鳳、玉山鉄二、吉田羊の6人。“新人”というには“?”というほど活躍している面々だが、中でも注目されているのは「仮面ライダーW」で初ドラマ主演を果たした菅田だ。
その端正な顔立ちは、高校時代から「王子」と呼ばれるほどの人気ぶりだったと、菅田がゲスト出演した「おしゃれイズム」(日本テレビ系)で実弟が明かしている。
しかし、菅田の魅力はルックスだけではない。デビュー当時から新人らしからぬ演技力が高く評価されているのだ。
「主演映画『共食い』では、複雑な家庭環境の中で生きる少年という難役を演じ、第37回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。ラブコメディー映画『海月姫』では、女装男子を演じました。今年1月に公開された『ピンクとグレー』でメガホンをとった行定勲監督からは『いま、日本の映画監督が一番欲しがっている奇才』とまで称賛。今年公開予定の映画だけでも7作にキャスティングされています。まったくキャラの違う役どころを、次々と演じ切る“カメレオン俳優”です」(芸能ジャーナリスト)
現在放送中のCMでは“雷様を副業にする鬼ちゃん”として人気の菅田。今年はテレビでもスクリーンでも菅田の活躍を観ることができそうだ。
(李井杏子)