日本テレビの青木源太アナウンサーが2月3日、自身のツイッターアカウントを更新し、アイドルグループの嵐による活動休止発表会見での言動を謝罪している。
ジャニーズアイドルの熱烈なファンとしても知られる青木アナは、嵐の活動休止会見に参加している際に感極まったのか、涙ながらに5人へ質問する様子などが話題となり、とある記者から嵐に寄せられた「無責任という意見もありますが…」との問いかけについても、後に自身のツイッター上で「無責任という言葉が会見で出ましたが、それはさすがに違うかと。あの場にいてとても悔しくて悔しくて」などと遺憾の意を表明していた。
すると、「東京スポーツ」は2月3日に配信した「嵐の活動休止会見で涙した日テレ・青木アナは“責任放棄”」とのタイトル記事にて、アナウンサーという責務をこなしながらも、プライベートにおける嵐への深い愛を捨てきれなかった青木アナに対して、「泣いてしまっている時点で、すでに中立な立場ではなくなってしまっている」「アナウンサー失格」などと糾弾。会見とは、どんな質問でも受ける覚悟を持って開くものであり、“無責任質問”が飛び交ってしまうのも「当たり前」との見解を示した。
「たしかに東スポの指摘通り、あの会見によって涙を流すのはファン、もしくは嵐のメンバーであればまだ自然ですが、アナウンサーが感情を前面に出すというのは周囲から見れば不自然といえます。ネット上でも東スポの批判に賛同する声も多く、『青木アナはちょっと度が過ぎてる。ジャニファンじゃない私からすると冷めます』『局アナが35歳にもなって私的感情を世間にアピールするのはどうかと思う』『人間味があって良いという意見もあるけど、一つの質問が影響して会見の空気が変わってしまうことを思うと影響力は大きい』との反応がありました」(テレビ誌ライター)
青木アナはツイッター上で東スポの自身への批判記事を引用し、「私の言動で不快な思いをされた方々、申し訳ありませんでした。ご批判やお叱りの言葉をしっかりと受け止めたいと思います」とツイート。バラエティ番組や報道番組で個人の見解として嵐への想いを述べるならまだしも、やはり会見では公正中立の立場や姿勢を守る必要があったといえそうだ。
(木村慎吾)