野菜中心のヘルシーな食生活をしてダイエットをはじめたいけど、外食が多くてなかなか野菜が摂れないし、野菜ばかり食べるのは飽きてしまうし‥‥とお悩みの人にオススメしたいのが、アメリカ発のヘルシーメニュー「ライスボウル」だ。最近では日本のカフェなどでもメニューに取り入れられ、じわじわと流行の兆しをみせている。
ライスボウルとは、たっぷりの野菜と豆類にお米を混ぜて、サラダ感覚で食べる料理。日本ではこれまで、米を具材に混ぜ込んだ丸いコロッケのような揚げ物料理をライスボウルと呼ぶことが多かったが、それよりもかなり低カロリーな料理なのである。
店によってライスボウルの具や味は様々だが、サラダにやや固めに炊いた米(もしくはカリフォルニア米)が混ざっているのが基本スタイル。アメリカの米産業界が創設した「USAライス連合」のサイトにも、ライスボウル(カル・ボウルともいう)のさまざまなレシピが載っている。たとえば‥‥、
■色彩豊かなベジタブルボウル グリーンペッパーの香り
トマトやコーン、ラディッシュ、スナップエンドウなど野菜がたっぷり!
■かぼちゃとナッツ、ドライフルーツのライスサラダカルボウル
抗酸化作用の高いビタミンEがたっぷりの、美容に良さそうなレシピ。
■ベジタブルサルサのサラダボウル
千切りレタスをたっぷり、サルサソースでサラリと美味しく食べられる。
■ケイジャンチキングリルと野菜のライスボウル
ナスとズッキーニのさっぱりした野菜がたっぷりの、食べ応えある丼メニュー。
味つけもソース次第でいろいろと工夫できる。ペッパーとアンチョビを効かせたソースもあれば、レモンとマスタードとオリーブオイルを混ぜただけのサッパリしたソースの料理もあり、どれも美味しそう。また、カリフォルニア米の「カルローズ」を使えば、今までの丼モノにないパラパラの食感がクセになると評判だ。
飲食店でも「ロコモコ・ライスボウル」「冷しゃぶライスボウル」「マグロとアボカドのライスボウル」など、店によってさまざまな具材や味つけのメニューが次々に生み出されている。
野菜たっぷりだけど食べ応えもあり、味のバリエーションも豊富なライスボウル、ランチで楽しんでみてはいかが?