俳優・沢村一樹主演の刑事ドラマ「刑事ゼロ」(テレビ朝日系)の第6話が2月14日に放送され、平均視聴率11.3%を記録。1月期スタートの民放ドラマでは、No.1の平均視聴率を誇っている。そんな中、共演する女優・瀧本美織が沢村に“バレンタイン”をサプライズ。
「瀧本は警察署内の撮影のリハーサルで、『時矢刑事、この状況をどう思いますか?』とセリフを決めた瞬間にデスクのパーカーをひるがえすと、大量のチョコと瀧本自身が書いた愛のこもった色紙が姿を現し『沢村さん、ハッピーバレンタイン!!』とお祝い。『本当に?ありがとう~!』と喜んでいましたが、後で『びっくりするよ!何かと思ったよ!』と話し、驚きを隠せなかったようです」(芸能ライター)
このドラマで瀧本が演じるのは、ある事故がきっかけで20年分の記憶を失ってしまった“記録ゼロ”の刑事・時矢暦彦(沢村)とバディを組む新人刑事・佐相智佳役。捜査一課に配属される前は“京都府警に時矢あり”と謳われた時矢刑事に憧れ、彼が手掛けた事件の調書をすべてインプットしているため、時矢の記憶喪失がまわりに気付かれないようにサポートするという役どころを演じています。
「瀧本は2003年、ダンス&ボーカルユニットSweetSのメンバーとしてデビュー。2010年にはNHKの朝ドラ『てっぱん』のヒロインに選ばれ、翌年にはドラマ『美男ですね』(TBS系)にも主演。その後も2013年に時代劇『妻は、くノ一』(NHK BSプレミアム)や2015年ドラマ10『わたしをみつけて』(NHK総合)でも主役を演じてきましたが、朝ドラ女優としては、いまひとつ“華がない”と評されてきました」(スポーツ紙記者)
その反面、根強いファンを獲得しているようだ。夕刊紙デスクが語る。
「2009年から2015年まで放送されたソニー損保のCMではCMソングを歌う姿が可愛いと評判になり、イメージキャラクターが変わった際、『瀧本美織じゃなくなるのつらすぎーあの歌すきすき』『CM瀧本美織にもどしてくれー』さらには『瀧本美織リストラしたソニー損保を許すな』といった“美織ロス”の声が根強くありました。高視聴率の『刑事ゼロ』が終わったとき、再び“美織ロス”を起こすことができれば、再ブレイクする可能性大ですよ」
3月28日には、女優デビュー10周年を記念してオフィシャルカレンダー「瀧本美織カレンダー2019.4-2020.3」も発売されるが、“ロス”を埋めるものとなるだろうか?
現在27歳、今回こそチャンスを掴んで欲しいものだ。
(窪田史朗)