「有名人で理想のバストは?」。女性向けにこんなアンケートをすると、常に上位に入ってくるのが、AKB48・小嶋陽菜さんや女優の綾瀬はるかさん。
確かに彼女たちのふっくらしていて上向きの胸は、女性にとっても憧れの的。「どうしたら、なれるんだろう」と思ったあなた、大きさはともかく、すごく簡単にバストの形を整える方法があるので伝授しましょう。
「長めのタオルを1本用意してください。その両端を持って、頭上に掲げます。それから腕を伸ばしたまま、肩甲骨から動かすように、できるだけ大きく左右に動かすんです」
こう説明してくれるのは、エクササイズに詳しいフィットネスライター。でも、バストの形を良くしたいのに、なんで肩を動かすの?
「バストの崩れは姿勢が悪いことも関係しています。肩周辺の筋肉や乳房の下にある大胸筋が縮こまって、猫背になるから垂れてしまう。そこでまずこの運動で、肩甲骨の周りを柔らかくするんです」(前出・フィットネスライター)
この方法は、何人ものモデルさんや芸能人の指導をしているトレーナーへの取材で知ったそうです。この左右への動作は1セット15~20回でいいそうです。
「次に同じように、頭の上に掲げたタオルを頭の後ろを通して、肘を曲げながら引き降ろしてきます。この時に肩甲骨を背骨に寄せるようにして動かすことが大切です。すると胸が開いて、鎖骨の下の筋肉が伸びるのを感じると思います。そこが大胸筋です。長時間のパソコン作業や寒さのために体を丸めて歩くなどして凝り固まった筋肉をほぐすんです。すると姿勢が良くなって、胸が上向きになってきます」(前出・フィットネスライター)
確かに姿勢が良くなると、バストラインが綺麗に見えるようになります。このエクササイズは、1セット10~15回くらいが目安。最初の肩周りのほぐしと合わせて、1日何回やってもいいそうです。それに乳房を支える大胸筋も鍛えられて、上向きバストになることも期待できるのだとか。
これなら肩こりも解消されそうなので、さっそく空いた時間に試してみてはどうでしょうか?