主演で教師役を演じる菅田将暉やクラス委員を演じる永野芽郁だけでなく、若手俳優の演技にも注目が集まり始めたドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)。中でも2月17日放送の第7話で大学への「スポーツ推薦枠」と「友情」に心を揺らす名演技を見せた富田望生が話題になっている。
富田は2月20日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)に生出演。ぽっちゃりしたルックスは、実はデビュー作である2015年3月公開の映画「ソロモンの偽証」の成島出監督から「ちょっと太ってみようか」というひと言から2カ月で15キロ増量した“役作り”だったことを明かした。富田が当時、まだ多感な中学生だったことから、太ることはイヤではなかったのかと番組MCの加藤浩次や近藤春菜が質問すると「全然思わなかったです。初めてもらった役、初めて出られた作品だったので、そっちのほうが嬉しかった。それが当たり前だと思っていたので」と即答。増量する前のほっそりした富田の写真も公開された。
「これぞ女優魂でしょう。富田は現在18歳ですが、演技力もさることながらぽっちゃり体型であることが重宝されているようです。2017年9月公開の映画『あさひなぐ』、前クール放送のドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)、次期朝ドラ『なつぞら』(NHK)など、同じ年頃の登場人物が多い場合は、パッと見ただけで特徴のある富田は実にありがたく貴重な逸材です。ぽっちゃりキャラは演技力に期待できない芸人が演じる場合が多かったので、富田にはやせてほしくないと思っている現場スタッフが多いのでは。ネット上では2015年4月期放送のドラマ『天皇の料理番』(TBS系)で病に冒された役を演じるために20キロも減量して56キロにし、およそ半年後の10月公開の映画『俺物語!!』では巨漢の高校生を演じるために56キロから30キロも増量して86キロにした鈴木亮平を引き合いに出し“富田は女版・鈴木亮平”という声があがっています」(映画誌ライター)
富田の今後の活躍に注目だ。