メンバーたちもお気に入りの1曲はしっかりと評価されているようだ。
「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseが2月28日に自身のツイッターを更新。2月27日にリリースされた「欅坂46」の8枚目シングル「黒い羊」のミュージックビデオを見た感想について綴っている。
Fukaseは同楽曲のミュージックビデオの動画をツイートに埋め込み、本文では「スターゲイザーのMVの時のサオリちゃんの感想じゃないけど涙がポロポロ出てきてしまう、、、なんて素晴らしいんだ」と、ミュージックビデオを見ていて、涙がでてきたことを報告。そして、その世界観を絶賛している。
「SEKAI NO OWARIが同日にリリースしているアルバム『Eye』に収録されている楽曲『スターゲイザー』のミュージックビデオに欅坂46のセンター・平手友梨奈が出演。同ミュージックビデオで平手は自身が振り付けを考案したダンスを披露していましたが、平手の表現力の高さにセカオワメンバーたちは衝撃を受けていたことを明かしていました。そのコラボもあって、Fukaseは欅坂46の最新曲もチェックしたようですが、こちらでも心を打たれるものがあったようです」(アイドル誌ライター)
このFukaseの投稿は欅坂ファンの間でもすぐに話題となり、欅坂ファンからは「俺もこのミュージックビデオは泣いた」「Fukaseは分かってるな」「やっぱりアーティストには通じるものがあるんだな」「欅坂メンバーの気持ちが伝わったと思うとたまらなく嬉しい」など、Fukaseから新曲を絶賛されたことを自分のことのように喜んでいるようだ。
「世間に強烈なインパクトを与えたデビュー曲『サイレントマジョリティー』同様にメッセージ性が強い同楽曲。2月24日に放送された欅坂の冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京系)では、メンバーの鈴本美愉は同楽曲について『黒い羊を聞いて私の考え方がガラッと変わったので。みんなに愛される曲になってほしいなと思う』とコメント。他にも同楽曲に1列目のポジションで参加している石森虹花も『今回MVを撮って、私自身、心にくるものがたくさんあった』、昨年大みそかの『NHK紅白歌合戦』で、平手の代役としてセンターを務めた小林由依も『私もこの曲が好きで。この曲を聴いて感じたこととかを、もっとたくさんの人に感じて欲しいので。もっと知って欲しい、この曲の存在を』と話すなど、欅坂のメンバーたちの多くが同楽曲には熱い思いを持っています。そのため、Fukaseにメンバーたちの想いが伝わったことを考えると、メンバーたちにとってもたまらなく嬉しいことでしょう」(前出・アイドル誌ライター)
Fukaseのこの投稿をきっかけに同楽曲の存在を知る人も多いはず。同楽曲の初動3日間の売上は64.5万枚と、前作の『アンビバレント』の70.8万枚には届かなかったが、ジワジワと楽曲の良さが広まっていきそうだ。
(石田安竹)