4月スタートのドラマ「インハンド」(TBS系)に主演することが決まっている山下智久。彼の“面倒見のよさ”は有名で、多くのアイドル、俳優を虜にしている。
King & Prince平野紫耀もそのうちの1人。平野にとって憧れの先輩である山下と距離を縮めたのは昨年夏のことだという。
「山下が開催しているBBQ会に初めて招かれたんです。毎年、家族や親せき、友人を招いて開いているその会はジャニーズの間で有名。昨年はSexy Zoneの菊池風磨、佐藤勝利も参加し、30人近くも集ったそうです。これだけで、いかに山下が慕われているかが伺えます」(スポーツ紙記者)
後輩には無償の愛を注ぐのがジャニーズ流。このBBQで平野のことをさらに知った山下は、洋服を大量にプレゼントしている。
またドラマ&映画の「コード・ブルー」シリーズでは、同世代の俳優たちと親密な関係を築いた。特に山下を慕うのは俳優の浅利陽介。彼の場合は、恩があるようだ。
「浅利は4歳で子役デビューして、キャリア28年という大ベテラン。ところが、テレビの『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)の1stシーズン撮影時は、気持ちが腐っていたそうです。そんなとき、日ごろ現場ではしゃべっていなかった山下から『俺の車、乗っていく?』と誘われ、2時間ほど無言のドライブ。『俺が聴いてる音楽、かけてもいい?』と続けられて、音楽の話題で大盛り上がり。これを機に、ほかのキャストの輪に溶け込めるようになったそうです」(前出・スポーツ紙記者)
実は山下も内向的で人見知り。しかし、浅利の心情を察知して、あえて無の時間を共有したのだ。そんな山下の万全すぎるフォローと作品のクオリティーがあいまって、昨年公開された映画版は、興行収入が92億円を超え、実写邦画歴代5位の高記録。ドラマ「インハンド」(TBS系)への期待がいっそう高まる。
キンプリの平野も虜にした山下の“おもてなし”。新旧王子様は今年、もっと距離を縮めるか?
(北村ともこ)