夫の横領と暴行事件で窮地に立たされている女優の南野陽子が、とうとう“離婚決断”と3月5日発売の「女性自身」が報じている。
2011年に結婚した南野の夫が、昨年春から事務局長として勤務していた銀座の医療法人の口座を操作し、1億8000万円もの使途不明金が発覚。被害者側は刑事告訴に踏み切るという。このほか、埼玉や赤坂の病院でも横領被害の声があり、昨年3月には従業員に対する暴力で50万円の罰金刑も受けている。
「南野の夫については以前から金銭問題があり、ファンならずともネット上では『南野陽子さんは男運がないですね。早く離婚するほうがいいと思います』など離婚を勧める声がありました。また、南野の大ヒット作『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』(フジテレビ系)の武器だった『旦那を特殊重合金製ヨーヨーでぶちのめせ』といった過激なものも。とにかく、なぜ離婚しないのかが不思議で、彼女に対する同情がほとんどありませんでした」(芸能ライター)
南野は1984年にドラマ「名門私立女子高校」(日本テレビ)でデビュー。その翌年には「スケバン刑事」の主人公2代目・麻宮サキ役で大ブレイク。87年には映画「スケバン刑事」、「はいからさんが通る」で主演を務めるなど順調な芸能生活を送っていた。
「一躍トップアイドルの仲間入りを果たした南野は当時、本当にわがままで、衣装提供をしたメーカーの前で『早く脱ぎたい』と平気で言ってしまったことも。人の意見や助言には耳を貸さない頑固者ですから、周囲がどんなに忠告しても、結婚相手に金銭面で裏切られて離婚などというてん末は、プライドが許さなかったのではないでしょうか」(芸能ジャーナリスト)
離婚が本当なのだとすれば、今回ばかりは敬愛する父親の介護費に手を付けられ、堪忍袋の緒が切れてしまったということなのかもしれない。