KinKi Kidsの堂本剛といえば、奈良県出身の関西人とあって、お笑いに造詣が深い。地元の関西では、不定期ながらもローカルレギュラー番組を抱えているため、関西芸人と多く接している。情報通なのはそのせいだ。剛が話題にして芸人が売れるケースも少なくない。野性爆弾・くっきー、千鳥、かまいたち、天竺鼠ほか。剛は彼らを、ブレイク前から推奨していた。
そんな剛が、お笑いのスターに成長したナインティナイン・岡村隆史と初めて会食したのは2015年。共通の知人である博多大吉から「岡村隆史の心の闇の最後の扉を開くのは堂本剛だ」と言われ、引き合わせてくれた。
「プライベートの場で初対面。岡村さんが感動したのは、帰りがけに小さな紙袋を手土産として持たせてくれたことだといいます。なかに入っていたのは、KinKi KidsのCDやDVD。ランダムに詰め合わせたセットを手に、『これ、良かったら(聴いてください)』と遠慮ぎみに言われたときは、自分の作品を聴いてほしいって、真のミュージシャンなんだなぁと思ったそうです」(芸能関係者)
実は岡村は、極度の人見知り。私生活で酒を飲んだジャニーズタレントはそれまで、SMAP時代の中居正広、TOKIOの国分太一だけだった。中居とは「笑っていいとも!」(フジテレビ系)を通じて親友となり、およそ22年間にもわたって「めちゃ×2イケてるッ!!」(同)の名物シリーズ“中居&ナイナイ日本一周”を続けた。いっぽう、国分とは「ぐるナイ」(日本テレビ系)でバラエティ初のレギュラー共演。国分の卒業までの19年近く、公私ともに接していた。
そんな中居、国分らほどの交流がない剛が、岡村の歴代3人目のジャニーズさし飲みの相手。およそ4年前のある夜にもうけられた酒席で奇跡が起きている。
「岡村も剛も同じ陰のタイプ。そもそも2人を引き合わせた博多大吉も同じです。そのため、根っから陽気なフットボールアワー・後藤輝基を呼んで、4人で飲んだそうです。剛は曲作りをまだ1曲残しているという忙しい状況であるにもかかわらず、2軒目まで付きあってくれたそう。お開きになったのは、深夜の3時ごろだったといいます」(前出・芸能関係者)
この一夜を境に、岡村は剛を「友だち」と呼ぶようになった。しかし、その後の2人の続報がラジオ「岡村隆史のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)などで聴かれることはない。
一日も早く、“友だちとのその後”を伝えてほしいものだ。
(北村ともこ)