人気俳優として順風満帆なタレント人生を送っていた最中の2017年3月、突如、所属事務所との契約を終了して表舞台から姿を消した山本裕典が、約2年ぶりに芸能活動を本格的に再開させた。
3月8日からの舞台「となりのホールスター」(サンモールスタジオ)で復帰し、5月には主演映画「Revive by TOKYO24」の公開も控えており、ファンを喜ばせている。
だが、どこかスッキリしないのは、やはりクビ同然の契約終了の理由が何であったか、ハッキリとしたことが明らかにされていないからだろう。
「度重なる女性問題、さらに事務所に無断でバーを経営したことも理由とされていました。復帰が決まり1月31日にAbemaTVの『極楽とんぼKAKERUTV』に出演した際は、放送前から全ての噂や疑惑の真相を明かすのではと注目されていましたが、女性問題について『いつも本気だった』といったことを話した以外、これといった発言はありませんでしたね」(芸能記者)
結局、本当のところは話すことができないのだろう。
「バー経営の背後にいたタニマチが、限りなくりクロに近いグレーな存在だったことが、事務所が契約を終了した決定的な原因になったという一部報道もあります。芸能関係者の間では、この人物は、13年にジャニーズ事務所を解雇されたXのタニマチでもあり、ジャニーズ事務所が解雇の理由としたXの“度重なるルール違反”の真相にも、大いに関係があると言われているんです」(芸能プロ関係者)
山本の背後にいまだその人物がいるとしたら、また姿を消す可能性もありそう。まずは、しっかりと過去の説明をすべきだが、果たして。
(露口正義)