古参ファンの怒りが沸点に達しているようだ。4月13日のナゴヤドーム公演から始まる「ARASHI Anniversary Tour 5×20」の後半戦にて、新規ファンクラブ会員による当選報告がSNS上に伝わっているという。
同ツアーのチケット抽選についてジャニーズ事務所側では、「抽選につきましては、既にご入会されている方を優先とさせていただく予定です」との方針を打ち出し、古参ファンを喜ばせていた。ところがふたを開けてみると、活動休止を発表した1月27日よりも後に入会した新規会員からも当選報告が続出。「話が違う!」と古参ファンが激怒しているというのである。
「ジャニーズ側では決して“既存会員のみ当選できる”とは言っていません。それゆえ既存会員と新規会員で当選率に差をつけている可能性はあるものの、新規会員が当選すること自体は不思議ではないのです。しかも今回の当選報告は、ファンクラブへの入会を迷っていた人たちに『新規会員でも当選できる』ことを知らしめたわけで、今後ますます嵐ファンクラブへの入会が加速するかもしれません」(芸能記者)
今回のツアーは12月25日の東京ドームで幕を閉じ、来年はいよいよ大がかりな“活動休止ツアー”に突入するはず。国内で最大級の会場となる新国立競技場については、9月6日のパラリンピック閉会式後は予定が決まっていないが、嵐のコンサート開催は確実視されている状況だ。
「その超プラチナチケットが新規会員に当たろうものなら、古参ファンの怒りが頂点を突き抜け、暴動すら起こりかねない恐れがあります。コンサート当日には古参ファンの一部が先鋭化し、新規ファンらしき来場者にファンクラブの会員番号を問いただして回るといった迷惑行動に出る危険性も否定できません。もし新規ファンが当選した場合は、その事実を絶対に周囲に漏らさないほうが身のためでしょうね」(前出・芸能記者)
当たるも地獄、当たらぬも地獄。これからファンクラブに加入する人は、相当な覚悟をもってチケット抽選に応募することになりそうだ。
(白根麻子)