俳優の窪田正孝が、大阪・森ノ宮ピロティホールで公演していた舞台「唐版 風の又三郎」でケガに見舞われた。この事態に、ファンから心配の声が多く寄せられている。
窪田のケガが明らかにされたのは、3月12日。同舞台の公式サイトによると「窪田正孝氏が右足を負傷しました。つきましては、本日の公演は一部演出プランを変更して上演させていただきます」と記載されている。
「関係者によると、激しい動きの際に右ひざ半月板を損傷した模様です。それにもかかわらず、なんと12日の公演では車椅子に乗って舞台上に登場。ケガの痛みに耐えながらも立派に役を演じ切り、観客席ではその姿に胸を打たれ涙を流す女性ファンもいたようです」(スポーツ紙記者)
この車椅子による出演が、舞台公式サイトで発表した「一部演出プランの変更」を指しているのはほぼ間違いないが、いやはや、このプロ根性には頭が下がる。しかし、そのプロ根性をもってしても補いきれない“心配”がファンから持ち上がっている。
「窪田は、4月8日からスタートするドラマ『ラジエーションハウス』(フジテレビ系)で初の月9主演。さらに2020年度前期に放送されるNHKの朝ドラ『エール』の主役を務めることも明らかになっています。特に『ラジエーションハウス』はオンエアが間近なこともあり、今後のスケジュールについて関係者は『病院の診断結果、ケガの程度を見ながら決めていく』とのこと、先行きが心配です」(女性誌デスク)
ツイッターでも当然のごとく「舞台終わっても月9があるから本当に無理しないで欲しい…」「足怪我したって聞いて動揺。ドラマと朝ドラと映画は大丈夫なの?」といった声が噴出している。売れっ子俳優ゆえに過密スケジュールは致し方ないことだが、初の月9と朝ドラ主演を目前に控えた今、ファンの心配は尋常ではないことだろう。
「『ラジエーションハウス』は、女優の本田翼とのW主演の作品で、窪田はそこで凄腕の放射線技師の役を演じます。この役を演じるにあたり『数々の名作があると思いますが、その中のひとつになるように、皆で一丸となってできたらいいなと思っております』と意気込みを口にしていました」(前出・スポーツ紙記者)
ファンならずとも、一刻も早いケガの回復を願ってやまない。
(窪田史朗)