別れた男性、家事や育児に参加しない旦那……。いずれも愚痴や悪口を言いたくなりますが、そもそも誰かを悪く言うと、罪悪感を覚えるものです。でも、実は悪口を言うことのメリットもあるようなんです。
精神科医のゆうきゆうさんの著書「愛される心理学」(主婦の友社刊)によると、悪口には効用もあるのだとか。それは、過去の恋人への悪口を言うことはそれだけ未練がある証拠であり、それを口に出すことによって気持ちが楽になることもあるからだというのです。なので、悪口を言うことは、決して意味がないことではないそうですよ。
しかし、男性側からしてみれば、悪口を言う女性は遠ざけたい存在のようです。エッセイストでイベントプロデューサーの潮凪洋介さんの著書「『男』をわかるほど、すべてがうまくいく。」(すばる舎刊)によると、男が悪口などを言っている女性が苦手なのは、女性特有の“怒りポイント”に「ややこしさ」を感じてしまうからだとか。そんな女性の側にいたいと思う男性は、そうそういませんよね。
このことを踏まえれば、いくらメリットがあるとはいえ、悪口を言うのはできるだけ女性同士、もしくは身内の前だけに留めておくのがよいかもしれませんね。