NHK朝ドラ「まんぷく」もいよいよ終盤。麺もスープも容器も出来上がり、残すは具材のみ。“カップラーメン”ファンにとっては、たまらない展開を見せている。
「卵やネギなど様々な具材のフリーズドライ化に成功。萬平(長谷川博己)は妻の福子(安藤サクラ)と共に“肉”の開発に取り組みます。実はこの“肉”、以前からカップラーメンファンの間では“謎肉”と呼ばれ、この開発秘話には大きな注目が集まっています」(グルメ誌ライター)
謎肉とは、カップラーメンの中に入っているサイコロ状の肉を指す俗称。大豆を原料として野菜を混ぜて味付けをしたもの。世間でこの“謎肉”に注目が集まっていることに目をつけた日清食品では、2016年9月に“謎肉”が10倍入った「カップヌードルビッグ“謎肉祭”肉盛りペッパーしょうゆ」を販売。また、2017年7月にはなんと“謎肉”とルービックキューブがコラボした「謎肉(なぞにっく)キューブ」なる珍商品も販売している。
「2017年の9月にはカップラーメン発売46周年を記念して人気アニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)とコラボして、特設サイトでウェブ限定漫画『謎肉の正体』を公開。そこでも『カップラーメン46年目の告白』と題し、その正体が“大豆”であることを明かし注目も浴びました」(前出・グルメ誌ライター)
「まんぷく」での“謎肉”開発秘話は、マニアにとって喜ばしいことこの上ない。ところがドラマのキャストの中にも、並外れた“謎肉愛”の持ち主がいることをご存じだろうか。
「福子の姉・克子(松下奈緒)の夫で画家の忠彦を演じる要潤は、実は芸能界きっての“謎肉マニア”。香川県出身の彼は、『うどん県』の“副知事”でもありますが、同県が“謎肉”生産量日本一だと知ると、なんと自身のツイッターで“謎肉コラ”を連続投下。ファンの間で話題になりました」(女性誌記者)
まず昨年9月18日のツイッターで「香川県は『うどん県』であり『謎肉県』でもあるのです」とコメント。謎肉に自分の顔をコラージュした画像や「『謎肉の湯』というのもいいですね」と、謎肉が浮かぶ温泉に浸る写真もアップ。さらに要は、“謎肉”をテーマにした架空の映画ポスターまで作っている。
とにかく“謎肉愛”が止まらない要。“謎肉誕生秘話”が放送されて誰よりも喜んでいるのは要自身なのかもしれない?
(窪田史朗)