ハイヒールは、女性にとって大きな憧れですよね。女性の足を美しくするともいわれているので、ぜひ取り入れたいもの。でも、履きなれていないと、靴ずれや痛みや疲れ、バランスが取れずに歩きにくいなどの不安もあって、なかなか購入までいかないものです。そこで、疲れにくく、痛くなりにくいハイヒール選びのポイントをご紹介しましょう。
■ヒールとアウトソールが一体化しているもの
女性向けオーダーシューズのKiBERA(キビラ)が発売した新しいヒールパンプス「ビーナスフィットベリーハイヒールパンプス」は、従来のヒールと違ってヒールとアウトソールが一体になっています。ちょっとしたことですが、実はこれはとても重要なんです。縦からだけでなく横からの荷重にも強くなるので、バランスよく歩くことができるようになるだそうですよ。
■ヒールが太いもの
ゆうき指圧整体院院長の大谷内輝夫さん監修「今すぐできる! ひざの痛みを治す38のルール」(学研パブリッシング刊)によると、ヒールは太いほうがいいのだとか。細いヒールだと、不安定で下肢に余分な力がかかるため、疲れやすいそうです。
■つま先の幅が広いもの
東京学芸大学名誉教授の宮崎義憲さんの著書「太ももを強くすると『太らない』『超健康』になる: ウォーキングの第一人者が教える健康の秘密」(プレジデント社刊)によると、外反母趾の予防のためには、つま先の幅が広いものがいいそうです。ちなみに宮崎さんは、自然とつま先立ち歩きになってふくらはぎの筋肉の運動になるからと、ハイヒールを勧めています。
疲れにくく痛みを感じにくい、そしてバランスよく歩くことができるハイヒールは、探せば見つかるもの。また、オーダーしてみるのも一つの方法です。女性らしさを演出するのはもちろん、脚の筋力アップのためにも、履きやすいハイヒールを見つけて挑戦してみてはいかがでしょうか?