女優の剛力彩芽がパーソナリティを務めるニッポン放送「剛力彩芽 スマイルS2スマイル」が3月29日、最終回を迎えた。
番組冒頭で剛力は、「この日を迎えることになりました。実感は湧いてないですよ、正直な話。でも最終回ですから、思い残すことがないようすべてを語り尽くしたい」と最終回を迎えての意気込みを語った。
番組を聴いていたという芸能ライターは「剛力の口調は終始冷静でしたね、通常通り。感極まったり涙声になったりという感じはなかったですね」と印象を述べ、番組での剛力の様子を振り返る。
「剛力は続いて現在置かれている状況を、『この番組だから言える話ですけど、色んなものが今、終わってきていて、今までやらせていただいてたものが…』と、CMだったりテレビ番組だったりが、次々終了していく現状を語りました。その時はちょっと寂しそうな、不甲斐なさを悔やんでいるようなニュアンスが感じられなくもなかったですね。ただ、剛力は『今回の終わりをただの終わりってのにはしたくない。ここからまた新たなスタートを切れたらいいなと思いますよ。まったくこの仕事辞める気ないですから』と、ニュースで今後のことを心配されている点に触れていました。その上で、『お芝居が好き、表現することが好き』と強調し、30歳までに代表作的なものを作りたいと意気込んでいました」
この所信表明に対し、ネット上では「辞める気ないと言われても求められてませんから」「表現できる場はほとんどないでしょう」「やる気だけはあるようですが、だったらなぜ炎上するような言動をしたのか」などの辛辣な反応が出てしまっている。
「やはりその原因は、言わずもがな『ZOZO』の前澤友作社長との交際、その発信の仕方に反感を持たれてしまったことでしょうね。26歳の女性である剛力に、男性と交際するなとは誰も言えないハズですが、大富豪との“浮かれた交際”を発信してしまったら、世間がどのような反応をするのかは、想像しないといけなかった。この交際以前、剛力に対して起きていた『ゴリ押し』というバッシングのときには、世間の悪評に反して、彼女を支持する業界の声は多かったと記憶しています。事実、礼儀や人当たりの良さに“業界内ファン”はたくさんいました」(前出・芸能ライター)
いずれにせよ、今回のラジオ番組終了をもって、剛力の残るレギュラーは「奇跡体験!アンビリバボー」(フジテレビ系)だけになってしまった。それは歌や芝居といった“表現の仕事”ではないかもしれないが、このラジオ番組「スマイルS2スマイル」のタイトル通り、今後も笑顔の絶えない芸能活動が送れることを願いたい。
(石見剣)