元SMAP・稲垣吾郎が育毛剤CMで、漫画やアニメで有名な「ゲゲゲの鬼太郎」をデフォルメしたキャラクターに扮して登場。その強烈なビジュアルに注目が集まっている。
稲垣が出演したのは4月16日からオンエアが始まったアンファー株式会社から発売されている薬用シャンプー、男性用「スカルプD」と女性用「スカルプD ボーテ」のCM「スカルプDティザー」篇。日本の至るところに突然現れ、頭皮が気になる人に薬用スカルプDシャンプーを勧めるというスタイリッシュな妖怪の役だ。
「過去に草なぎ剛と香取慎吾も『スカルプD メディカルミノキ5』に、ミノキ兄弟として出演しています。公式サイトでは『アイコンとしてのインパクトと薬用商品のベネフィット、クリーンさを担保できるキャラクターとして、“ケケケのケ太郎”は誕生しました』と紹介しています」(女性誌記者)
そのビジュアルがまた強烈で、銀色のコートにシルバーに染めたヘアスタイルという出で立ち。コートはなんと全長1.9メートルにもなるという。
「撮影は長時間に及び、コートが重いため移動も一苦労。2人掛りでマントを持ちスタンバイしています。CMでは稲垣は一切しゃべらず、無言でスカルプDをアピールする演技を披露。4月21日には『風呂』篇と『店頭』篇もオンエアされます」(スポーツ紙記者)
このCMを見たファンからはネット上で「吾郎ちゃん似合う ステキ」「あんな妖怪ならどんどん現れて」など、歓喜のコメントが噴出した。なんとも奇抜な姿を披露した稲垣だが、過去にはなんとアニメキャラで女装したこともあった。
「2017年10月に出演した番組『ゴロウ・デラックス』(TBS系)では、『銀河鉄道999』のメーテルの扮装で作者・松本零士氏の仕事場へロケに行くという企画を行いました。この時はロングヘアの金髪ウィッグを着用し、その姿が“美しい”と評判を呼びました」(テレビ誌ライター)
意外にもアニメキャラのコスプレとは縁の深い稲垣だが、今年公開予定の映画「ばるぼら」でも主演する予定となっている。こちらは手塚治虫原作のコミックを映像化したもの。二階堂ふみ演じる謎の美少女“ばるぼら”に翻弄される小説家・美倉洋介を演じる。
「本作は艶っぽくてスキャンダラス、オカルティズムなど様々な要素をふんだんに盛り込んだ作品。稲垣の“新たな顔”を存分に味わえる作品となるのでは」(映画誌記者)
“ケケケのケ太郎”から、さらに飛躍した稲垣の演技に注目である。
(窪田史朗)