人気舞台「星屑の町」シリーズが映画化され、女優・のんがヒロインを務めることが4月30日に明らかになり、ネットでは「のんちゃんおめでとう!!」「平成最後のじぇじぇじぇ!」といった声が早速上がっている。
「この作品は、地方回りの売れないムード歌謡グループ『山田修とハローナイツ』の悲哀を描く“笑ってホロリとする”名作。1994年に第1作『星屑の町・山田修とハローナイツ物語』が上演されたのを皮切りに2016年には第七作『完結編』、更に今年もアンコール上演されるなど、25年に渡って愛されてきました。再演ではなくシリーズ物でキャストも変わらず続くというのは、珍しいこと。映画化の話も何度か出ており、この度ついに実現しました」(映画関係者)
のんが演じるのは、歌手になることを夢見てスナックを経営する母と暮らすヒロイン・愛。大平サブロー、ラサール石井、小宮孝泰、渡辺哲、でんでん、戸田恵子など、舞台でも活躍した面々が総出演。しかもNHKの朝ドラ「あまちゃん」ゆかりの地、岩手県・久慈市でもロケーションが行われるとあって、地元からも大きな声援が送られている。
「のん自身も2014年に公開された映画『海月姫』以来の映画出演とあって、『久々の映画なので、気合が入っております。楽しみ』とコメント。のんが昭和歌謡を熱唱するシーンも大きな見どころのひとつです」(女性誌記者)
のんは、6月12日にはミニアルバムCD「ベビーフェイス」のリリース、そしてライブ。8月には、のんにとっては本格的な舞台となる「私の恋人」に出演が決まっている。
「この舞台は今年創立40周年を迎えた女優・渡辺えりが主宰するオフィス3◯◯(さんじゅうまる)の新作音楽劇。渡辺とのん、そして俳優・小日向文世の3人が30人もの役を演じ分ける本格的なお芝居。渡辺とは朝ドラ『あまちゃん』での共演がきっかけとはいえ、女優として大きなチャンスをもらいました。更に12月には映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開、そして来年には今回の映画の公開と話題作が目白押し。年号が改まり、ネットでは『令和の大活躍、楽しみやぁ』『お~♪これも令和効果でありますか。奉祝のん復活!』といったコメントが躍っています」(夕刊紙記者)
改元をきっかけに、のんの“令和の大復活”はあるのか!?
(窪田史朗)