堂本光一、ポケベルの時代に「携帯電話を購入」した理由が凄かった

 KinKi Kids・堂本光一といえば、ライフワークといえる主演ミュージカル「Endless SHOCK」が今春、上演回数1700回を突破して、名実ともに演劇界のトップに立った。その実績が認められ、6月10日(日本時間)には世界最高峰の演劇&ミュージカルの祭典「第73回トニー賞授賞式」にスペシャルゲストとして登壇。ナビゲーターで、昨夏にミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」でダブル主演を務めた井上芳雄と一緒に、授賞式の感動と興奮を伝える予定だ。

 今年元旦の誕生日で、ついに40の大台に乗った光一。ジャニーズ事務所に入所したのは12歳の91年だったため、もう28年の月日が流れたことになる。堂本剛とのKinKiは93年に結成。ほどなくして、地元の兵庫県芦屋市から上京して、都内のジャニーズ合宿所に入居した。このころ、同年代の男子は手にすることができなかった超高級品をゲットしている。

「それは、携帯電話です。90年代の前半といえば、無線呼び出しサービスのポケットベルが全盛期。数字のメッセージを送信しあうことが若者のトレンドで、ドラマ、同タイトルの主題歌『ポケベルが鳴らなくて』が大ヒットしたほどです。そんな時代に、すでに携帯電話を持っていた光一。さながら大企業の社長です(笑)」(アイドル誌ライター)

 ところが、実際に手にすると思いのほか、活用できなかった。同世代の中学生が持っているのはほぼポケベル。携帯を持っている仲間がいないため、電話をすることもできなかったからだ。

「当時の合宿所は固定電話で、外線につながるのは3回線。それも、外線ボタンを押すとランプが点くため、何番を使用しているかが一目瞭然になります。光一が使用中、偶然ジャニーさんが入室してきて、『YOU、誰と電話してるの?』と聞かれ、焦りまくったことがあったそう。ちょうど好きな子に電話をかけようとした瞬間だったからです。とっさに、『いや、いや。してないよ』とごまかしたそうですが、これを機に携帯を持ったそうです」(前出・アイドル誌ライター)

 自分だけの電話を手に入れて、晴れて自由な身になったはいいが、好きな子にさかんに連絡を取るわけにもいかない。やがて、携帯を持つ意味がないことに気づいたという。

 ポケベルは今年9月末でサービスが終了。およそ50年の歴史に幕を下ろす。光一はこのニュースを聞いて、中学生時代に思いを馳せたに違いない。

(北村ともこ)

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