上司から「自分ばかり怒られる…」と悩んではいませんか？ でも、「自分ばかり怒られるのは決して悪いことではない！」と捉えられれば、毎日がもっと楽しくなりそうです。
産業カウンセラー・心理カウンセラーである植西聰さんの著書「すぐ傷ついてしまう自分を強くする方法」（廣済堂出版刊）によると、上司から怒られたときにすぐへこんでしまう人は、傷ついたときこそプラスの面をみたほうがよいのだとか。例えば、「怒られたことで自分のダメなところに気付くことができた。これで一歩成長できた」「上司は私を成長させようとしてくれたのだ。取引先の人の前で恥をかかずに済む」などとプラスの面をみて、「願ってもないチャンスを与えられた！」と思うことがポイントなんだそうですよ。
また、放送作家である野呂エイシロウさんの著書「考えなくてもうまくいく人の習慣」（ワニブックス刊）によれば、怒られたときは「なんて自分はダメな人間なんだろう」と落ち込まず、なぜこんなミスをしたのかということだけを冷静に分析して対処するとよいのだとか。そしてもし、何度も同じ失敗をしてしまうのであれば、チェックシートを用意して、同じことをやる前に確認する。そうすれば、成長幅がグンと伸びるそうです。
怒られることは「むしろラッキーなこと」と思えるよう、意識を変えていきたいものですね。
