お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が脚本を務め相方の井上裕介が主演する映画「耳を腐らせるほどの愛」が、いよいよ6月14日に封切りとなる。
「この映画は、無人島のホテルで、井上が演じる『たとえ話サークル』の部長・鈴木鈴吉の死体が発見され、そこで犯人探しが始まります。捜査をする内にやがて鈴木がサークルの女子メンバーたちと複雑な関係だったことが判明。さらに他の宿泊者の知られざる事実が判明する…という、ミステリー&ラブコメディー。去年の4月には、既にこの映画のキャストとビジュアルも解禁され、同月22日には第10回沖縄国際映画祭『島ぜんぶでおーきな祭』にて、この映画のワールドプレミアも行われました」(映画誌デスク)
NON STYLEのファンからはツイッターで「耳を腐らせるほどの愛 絶対見に行く!楽しみ~~」など映画の公開に期待を寄せる声も上がっている。井上は、今回が映画初主演。2017年には、日本テレビで放送されたドラマ「兄に愛されすぎて困ってます」の最終話に脇役で出演している。また2014年には映画「薔薇色のブー子」にてバスジャックの人質役、また、2016年に東京・新宿シアターサンモールで公演された舞台「いつか遭えたら ~娘の夢を母が斬る!?~」では、デブ専パブ常連客の社長役など、それなりに演技の経験はあるだけに、本映画での期待も高まる。
そんな井上は、4月19日に自著「SNSをポジティヴに楽しむための30の習慣」(ヨシモトブックス)も出版。
「井上のツイッターに寄せられた非難に対し、“ポジティヴ”なコメント付きツイートで返し、これが話題に。この本は、空気清浄機のように『ネガティヴをポジティヴに』浄化させ続けてきた井上が、SNSを使うにあたって、今、心掛けたい30の習慣を解説したもの。4月26日には都内で発売記念イベントも行いました」(スポーツ紙記者)
井上は過去にも「スーパー・ポジティヴ・シンキング~日本一嫌われている芸能人が毎日笑顔でいる理由~」(ワニブックス)など多数出版、中でも2015年に出した日めくりカレンダー「まいにち、ポジティヴ!」は、なんと10万部ものヒットを記録した。
「井上は2016年に都内でタクシーと接触事故を起こし、ひき逃げ容疑で書類送検されるという失態を犯しました。謹慎がとけてからもコツコツお笑いの活動は続けていますが、どうやら出版した本の印税にも助けられていたようです」(放送作家)
井上はもはや、芸人よりも“物書き”の道を歩んだ方が得策か!?
(窪田史朗)