ツアー開催中止の鬱憤の場となってしまうのか!?
Hey!Say!JUMPが5月19日、アリーナ会場でのコンサートを見送ることを公式サイトで発表した。サイトでは「Hey!Say!JUMPファンの皆様にお知らせがございます。先般、ジャニーズネットにおきまして、『公共交通機関の利用マナーに関するお願い』を掲載いたしました。この数年メンバーからも直接のお願いをさせていただいておりましたが、ツアー移動時に一般のお客様に対して多大なご迷惑をお掛けする状況が改善にいたらなかったことを踏まえまして、デビュー以来継続して参りましたアリーナ会場でのコンサートを本年は見送らせていただきます」と、ファンマナーが改善されなかったことがコンサートの開催を見送る理由となったことを説明している。
続けて、「全国各地での開催を望むメンバーにとりましては苦渋の決断であり、全員が強く来年以降の全国ツアー再開を希望しております」と、メンバーたちにとっても不本意ながら受け入れるしかなかったことも伝えている。
「昨年10月には新潟でのコンサートを終え、新幹線で東京駅に戻ったHey!Say!JUMPのメンバーをファンたちが追い掛け回したことで、メンバーの八乙女光がマナー違反をするファンにブログで注意を呼びかけていました。しかし、以降もファンマナーは改善されず、今年1月には福岡で行われるコンサートに向けて移動中、羽田空港で出待ちしていたファンがグループのスタッフに向かって、『山田どこだよ』『使えねえなあ今回のは』などといった暴言を吐いていたと、ネットメディアが報じていましたね」(エンタメ誌ライター)
そのため、JUMPのファンにとっては悲報となったが、今回のアリーナツアーの見送りは致し方なしといったところ。また、今回のアリーナツアーが見送りになったことで嵐のファンからはJUMPファンを批判する声が強まっている。
「嵐が毎年恒例で行っているイベント『嵐のワクワク学校』は今年は6月22、23日の大阪・京セラドーム、同29、30日の東京ドームで行い、4日間6公演で24万6000人を動員する予定ですが、Hey!Say!JUMPがサポート役として参加予定です。ただ、ファンマナーの悪いJUMPファンが来場することでイベントそのものに悪影響をもたらしてしまうことを懸念する声がJUMPの参加とともに嵐ファンから上がっていました。そして、今回のアリーナツアー見送りの発表を受け、嵐ファンからは『頼むから嵐の足を引っ張るなよ』『嵐のイベントを壊したら許さない』『ツアーが中止になったからって、ここで鬱憤を晴らすとかマジで勘弁してくれ』など、JUMPファンへの風当たりがさらに強まっています」(前出・エンタメ誌ライター)
とはいえ、迷惑行為を行っているのはごく一部のファン。ルールを守って参加しているファンにこれ以上辛い思いをさせないためにも、まずは先輩グループのイベントが無事終わるようにHey!Say!JUMPのメンバーとともにファンもサポート役に徹してほしいところだ。
(田中康)