5月22日から5夜連続で放送される、岡田准一主演ドラマ「白い巨塔」(テレビ朝日系)。これまでに田宮二郎や唐沢寿明が演じてきた、野心家でアクの強い外科医・財前五郎を岡田が演じることが判明した際、とあることを危惧する声があがっていた。それは公称身長169センチの岡田による「第一外科・財前教授による総回診シーン」だ。この総回診シーンは、白衣を着た医師たちが財前教授を先頭に隊列を組んで病院内の廊下を練り歩くもので、その様子はタイトルにある“白い巨塔”を連想させる象徴的で大事なシーンなのだ。
「身長が高くない岡田では、この大事なシーンを演じられないのではないか、このシーンの時だけ岡田にシークレットシューズを履かせるのかといった声があがっていましたが、どうやら杞憂に終わったようです。というのも、岡田の身長のおかげで、後ろを歩く役者たちの顔がしっかり見えるため、誰が財前教授の下についているのかがひと目でわかる、良心的な仕上がりになっているんです。5月19日放送の『「白い巨塔」を10倍楽しめる!!徹底カンファレンスSP』(テレビ朝日系)で総回診シーンが流れると、ネット上でも『ちっちゃい岡田のおかげで後ろにいるちっちゃい八嶋智人まで見えた』『背の小さい順番に前から並ぶ総回診シーンもアリだわ』『迫力には欠けるけど末広がりでめでたさを感じる』など、好感触な声があがっているようです」(テレビ誌ライター)
財前五郎は岡田にとってアタリ役となるか。