夏の風物詩となった音楽フェスの「a-nation」が今年も開催、5月14日に出演アーティストの第1弾が発表された。今年は三重公演にAAAの與真司郎(SHINJIRO ATAE名義)が、そして福岡公演には與と宇野実彩子が登場。二人がソロ名義でa-nationに出演するのは今回が初めてとなる。
そのAAAでは、ほかにも日高光啓がSKY-HI名義でソロ出演しているほか、末吉秀太は昨年に自身の地元でもある長崎公演に出演。そして人気ナンバーワンの西島隆弘は13年の「a-nation island」で“Nissy”として、初のソロ楽曲を披露していた。
「AAAは05年から毎年『a-nation』に出演し、ヘッドライナー(トリ)も務めるなどエイベックスの看板アーティストとして貢献してきました。しかし、メンバーのソロ活動の活発化、そしてなんといってもリーダー浦田直也の逮捕劇を受け、いよいよ次のステップに歩みを進める時期が来たのかもしれません」(芸能ライター)
浦田は4月19日、酒に酔った状態で20代女性に暴行を働いて逮捕。事務所からは無期限謹慎処分を受け、6月にスタートするAAAのツアーでも不参加が決まっている。一方で、実は浦田は西島より早い時期からソロ活動を行い、12年1月には初のソロ公演も開催していたのだが、前述「a-nation」については、残念ながら“縁がない”と言わざるを得ない。
「浦田は『a-nation 2015』に小室哲哉とのコラボで出演したことはあるものの、ソロでの出演は昨年7月の『a-nation 2018三重公演』が初めてでした。ところが同公演は台風12号の影響で中止になってしまったのです。それゆえ今年こそは本当の初出演を果たすはずが、自分の蒔いた種で活動自粛となり、“AAAで唯一、a-nationにソロ出演のないメンバー”となってしまったんです」(前出・芸能ライター)
身から出た錆とは言え、AAAファンたちはいつの日か、浦田がステージに帰ってくる日を信じていることだろう。
(白根麻子)