福山雅治主演の日曜劇場「集団左遷!!」(TBS系)の第6話が5月26日に放送され、物語の第1章が完結。ところがネットには「ラスト2分で気づいた。これ最終回じゃないw」「集団左遷最終回感やばい笑」「これ最終回じゃないの?泣ける」といった最終回と勘違いするコメントが殺到している。
「第6話は、半年で融資額100億越えのノルマが課せられ、できなければ廃店が決定する蒲田支店の命運がいよいよ決する第1章の完結話。残り1億円までこぎつけたものの、“お客のため、それが銀行員のプライド”の使命感に従って1億円の融資を諦める福山演じる片岡支店長をはじめとする蒲田支店の銀行マン。蒲田支店は廃店になるものの、全員が左遷されずに銀行に残る大円団に、最終回と勘違いする視聴者も続出しているようです」(テレビ誌ライター)
福山は、月9ドラマ「ラブソング」(フジテレビ系)以来、3年ぶりとなる連続ドラマ主演。前評判は高かったものの、第6話の平均視聴率は7.8%まで急落。5夜連続ドラマスペシャル「白い巨塔 最終話」(テレビ朝日系)や人気バラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)の2時間SPが裏にあったとはいえ、まさかの苦戦。平成を代表するスーパースター福山に、一体何が起きているのか。
「福山も50歳を迎え、“人情味あふれる銀行マン”という新境地に挑戦。これまでも“自分がどう見られているのか”“自分がどう見られたいのか”を常に戦略的に考えて来ましたが、この役を引き受けたのは、選択ミスだったかもしれません。幾つになってもイケメン“ましゃ”を演じることが、現状では最も福山らしいと思わずにいられません」(女性誌デスク)
“選択のミス”は、福山の演じる役柄だけではないと、前出の女性誌デスクは話す。
「TBS日曜劇場の企業ものは、『半沢直樹』にしろ『下町ロケット』に、二重三重に大物俳優が取り巻く群像劇が見どころ。今回は悪役も三上博史一人とスケールダウンは否めません。また、福山の妻役が八木亜希子というのも弱すぎます。“ましゃファン”の気持ちを忖度しているのはわかりますが、もっと華のある女優を持って来てネットが炎上するくらいの方が良かったのでは…」
新たなキャストも登場し、仕切り直しの第2章が始まる「集団左遷!!」は、巻き返すことができるのか。
(窪田史朗)