5月29日に放送された「とくダネ!」(フジテレビ系)で川崎殺傷事件現場から生中継した笠井信輔アナに非難の声が集まっている。
笠井アナは事件が起きた、私立カリタス学園のスクールバス乗り場付近に立ち「なぜ、この学校の生徒さん達を襲ったのかいまだに謎に包まれていますが、ひとつ新たにわかったことがあります。それは使われた凶器が刃渡り30センチもある包丁だということです」と両手に凶器に見立てた棒状のものとストップウォッチを手に、警察から発表された「犯行に10数秒しかかけていない」という見解を発表しつつ事件を再現。「こんなにも長い刃物を振りかざして、あちらにカリタス学園のスクールバスの停留場があるんですけど、この30センチの刃物で次々と切りつけていったということなんです」とリポートしたのだ。
「この再現リポートは、すぐさまネット上で波紋を呼びました。『笠井アナの再現なまなましすぎる』『リアルすぎて気分悪い』『被害者やその家族を配慮してるならこんなことできないはず』『いくら上から再現リポートを求められても人として拒むべき』『こんな再現や検証なんていらない』『笠井さん、もうやめて』といった声が相次いだようです。中には『芸人の近藤春菜のほうが報道の心得をわかってる』『笠井アナは春菜の爪の垢を煎じて飲むべき』など、同日の『スッキリ』(日本テレビ系)でMCを務めるお笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜が、マスコミの被害者家族らに対する取材姿勢に異論を唱え『今、我々ができることは傷つけないということです』と涙ながらに訴えたことを引き合いに出している声も少なくないようです」(女性誌記者)
今年でフジテレビ入社32年目の笠井アナ。これらの視聴者の声は、どう響いただろうか。