ジャニーズ事務所に所属する総勢300人におよぶ「ジャニーズJr.」が、ついにドームに進出!
8月8日に東京ドーム公演を開催することが発表され、ジャニヲタを喜ばせている。その東京ドーム公演が「退所しそうなジャニーズJr.の引き留め策」になっているとの声もあるという。芸能ライターが指摘する。
「ジャニーズJr.に注力する滝沢秀明のおかげで、最近は〈SnowMan〉や〈なにわ男子〉といったデビュー間近の人気者に注目が集まっています。その一方で、バックダンサー止まりのままで年齢だけを重ねる不人気メンも少なくないのが現実なのです。そんなジャニーズJr.に対し、メンズのライブアイドル分野ではいまやZepp Tokyoを満杯にするグループが何組も出現。非ジャニーズのトップを走る“BOYS AND MEN”は1月にナゴヤドーム公演を開催しました。ほか、メンズアイドルグループには“元ジャニーズJr.”がうじゃうじゃいて、格好の再就職先になっています。そうなると現役のJr.にも『辞めたほうが早く人気者になれる』と思うメンバーが現れるのも当然で、彼らを繋ぎとめるには東京ドーム公演というご褒美が必要なのかもしれません」
そんな“人気”面に加えて、ジャニーズJr.の中には切実な思いでライブアイドル転進をもくろむメンバーもいるという。その理由はずばり「金」だというのだ。ジャニーズJr.のギャラは歩合制で、なかには生活もままならない底辺メンバーも少なくない。そんな彼らがライブアイドルの稼ぎっぷりを知ると、あっさりとジャニーズJr.を辞めてしまうというのである。
「ライブアイドルはチェキ撮影などの特典会での荒稼ぎが可能で、普通のサラリーマンよりも稼いでいるメンズアイドルが大勢います。しかも彼らは人気と収入が直結していることを理解しており、どうすればより多くのファンを惹きつけられるのかを自分たちで考える“セルフプロデュース”も当たり前。そんなヒリヒリした世界の魅力を耳にすれば、『俺もそっちの世界でビッグになりたい!』と思うのも無理はないでしょう」(前出・芸能ライター)
金の切れ目は縁の切れ目。とくにアイドル活動を「仕事」として捉えているメンズアイドルでは、金が重要なモチベーションになるようだ。
(白根麻子)