6月5日、お笑いコンビ、南海キャンディーズの山里亮太と女優の蒼井優が記者会見を開き、6月3日に入籍したことを発表した。会見では山里が蒼井にツッコミを入れつつその言葉を温かく見守り、蒼井も山里に優しい視線を送りながら山里の言葉に目を潤ませるなど、終始笑いと祝福ムードに包まれた。
マスコミあてのファックスやSNSでの発表が多い昨今の交際、婚約、結婚の発表。振り返れば、昔は有名人カップルの2人そろっての会見は珍しいことではなかった。
「印象深いのは、1995年2月に俳優の永瀬正敏と結婚した歌手で女優の小泉今日子ですね。会見の場で指輪を見せるようにマスコミから求められた際、普通なら指を上に向けて手の甲を見せるように披露するものですが、小泉はグーパンチで指輪を見せたのです。同じく1995年の10月に入籍を発表し、会見したのが脚本家の三谷幸喜と女優の小林聡美。三谷は『友達が決して寄り付かないような家庭にしたい』と笑いを誘い、理想とする夫婦を映画監督の伊丹十三と女優の宮本信子夫妻と表現。『伊丹さんはいつも、自分の妻を最高の女優と言われている』として、今後伊丹のように自身の映画に嫁の小林を起用するのかと思いきや『ぜひ宮本さんを使いたい』とキッパリ。小林も小林で『カメラの前に手をかざすのだけはやめてと事務所に言われている』と、体の後ろに手を隠して指輪の披露を頑なに拒否。最後には、カメラマンに腕を組んでと要求されるも、2人がそれぞれ真面目な顔で腕組みする始末。マスコミをけむに巻くような会見でした。2006年12月には、お笑い芸人の陣内智則と女優の藤原紀香が婚約会見を開いています。「格差婚」と言われた2人が互いをどう呼び合っているか聞かれた際、陣内が「紀香さん」と呼ぶのに対して、藤原は「陣内」と答えてその場は大爆笑。芸人の嫁となるのに相応しい受け答えでした」(芸能ライター)
山里と蒼井には、末永く幸せであってほしいものだ。