女芸人の椿鬼奴が、若手お笑いトリオ・グランジの佐藤大と婚約、入籍時期は未定だが「年内にはできたら」とコメントし、その動向が注目されている。
酒とパチンコに浸る、ちょっと寂しい独身女キャラもこれでおしまい。入籍後は幸せ人妻路線にキャラ変更を余儀なくされるのか‥‥と思いきや、どうもそうではなさそうだ。
というのも、お相手の佐藤は給料の7割を借金返済にあてており、それでもなお酒とギャンブルがやめられないというから典型的なだめんず。婚約指輪も借金で買ったというから先が思いやられる。
お似合いの夫婦といえばそうかもしれないが、世の中には痛い思いをして「もうこりごり」と思いながらも、また同じタイプの男を選ぶ、「ダメ男から抜けられない女」がある一定数存在する。なぜ彼女たちはダメ男を選び続けるのか。その心境を聞いてみた。
まずは、遊び人の既婚者ばかりと付き合ってしまうサキさん(34歳・仮名)だ。
「『妻とうまくいっていない』『他の女性は遊びだから』‥‥いつもそんなことをいう人にばかり引っかかってしまいます。どこかでウソだとわかりながらも許してしまうのは、自分の容姿に自信がないから。数人の女性の中からこんな地味な私を一番と言われると、自己肯定されたようで気分が良くなるんです」
一瞬でも自分を肯定してくれる、そんな心地よさにクラッと騙されてしまう気持ちはわからなくもないが‥‥。
ギャンブルや酒で散財し、貯金もゼロ。そんな金銭的にルーズな男性と3人連続で付き合ったというアカネさん(31歳・仮名)の場合はこうだ。
「豪快に遊ぶ人って女性の扱いがうまい。奢ってくれたり励ましてくれたり、ときには甘えさせてくれたり。そうしているうちに、私が奢る回数が増えていき、最後は完全に私がサイフに。だけどもう気持ちは彼に完全依存してるから離れられない。でも、そうこう甘やかしているうちに相手の方から離れていく。結局、恋愛も彼らにとってはギャンブル。手に入れてしまったら、また次の刺激がほしくなるんでしょうね」
アカネさんによれば「だめんず好きって・男に振り回される自分・が好きだったりもする」のだとか。そう言われると、なんだか鬼奴の気持ちもわかるようなわからないような。