V6の岡田准一が6月10日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系)にて、フラフープの腕前を披露した。ゲスト出演の岡田は“こだわりが強すぎる趣味”として「フラフープを無でできる」とアピール。“落とさないように”といった気持ちを見せることなく、ただただ無表情、無の境地でフラフープを回し続けるというものだ。
その岡田は“無でフラフープ”に挑戦するも、フラフープがだんだん下に落ちてきてしまい、あえなく失敗。次は両手を上にあげてトライするも、そのポーズがボディビルダーみたいだと共演の安田顕からイジられ、心がザワめいたのかやはり失敗していた。
「しまいには無の境地を諦めたのか、最後の挑戦では腰を回すことすらなくフラフープが落下。岡田は両手で仏さまのポーズを取りつつ、V6の同僚である長野博の顔マネをしながら“仏の長野くん”でフィニッシュしていました。これにはMCの上田晋也から『オチができていない!』と厳しい指摘。さらに『なんだこれ、史上最低の企画かもしんない』と嘆かれていたのです」(テレビ誌ライター)
4分にもわたるフラフープがグダグダに終わり、チュートリアルの福田充徳が「令和になって一番酷かった」と指摘すると、上田は「いや、平成を含めても!」と断罪だ。このようにさんざんな出来だった岡田だが、その“無でフラフープ”にはれっきとした元ネタがあるという。テレビ誌ライターが続ける。
「岡田は17年4月から『フェイタス』のCMに出演しており、18年6月には『メディカル サポーター』編が放送されました。同CMでは岡田がシリアスな表情で腰の回転運動を続け、場面が変わると顔つきはそのままでフラフープを回しているというもの。このシーンがまさに、岡田が今回披露しようとしていた“フラフープを無でできる”そのものなのです。ただCMでは万歳のように両腕を上げていたのに対して、『しゃべくり007』ではボディビルポーズになっていたので、そこが失敗の原因だったのかもしれません」
次こそは岡田の“無の境地”を見てみたいものだ。
(白根麻子)