嵐の“好感度のアイコン”といえば、相葉雅紀だろう。
現在、ソロのCM契約は6本。櫻井翔と並んで2トップだ。しかし、ソロのレギュラー番組は、キャスターや司会といったある意味、没個性の櫻井と異なり、相葉の場合は動物の「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)、スポーツの「グッと!スポーツ」(NHK)、アウトドア&食の「相葉マナブ」(テレビ朝日系)とバラエティに富む。しかも、親しみやすいものばかりだ。子どもからお年寄りまで、幅広い年齢層に支持されている嵐を体現するかのようなラインナップだ。
そんな相葉だが、ジャニーズJr.時代には、ある超大物を激怒させている。その大物とはジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長だ。女性週刊誌の編集者は言う。
「Jr.時代に仕事でアメリカ・ラスベガスを訪れたとき、社長からビデオカメラを渡されて、録る役を任されました。90年代中盤のハンディタイプのビデオデッキといえば、超高級品。今のように一家に1台という時代ではなかったので、大事に扱っていたはず。なのに、気がつくと、紛失していたそうです」
相葉は、ジャニー氏から「YOU、ビデオは?」と聞かれるまで気づかなかった。「あれっ、なくなった!」と焦っていると、ジャニー氏から「何やってんだよ、YOU!いくらしたと思ってんだよ!!」とガチ切れされたという。
これは10代の若気の至りだが、相葉は20歳を過ぎてからも、ある男性から叱られている。
「相葉は嵐になったあと、扁桃腺を取る手術を受けています。術後およそ1週間は痛みがあり、指定された食事以外を摂ってはいけません。でも、ナイショで病院のレストランでビーフシチューを食べてしまった。3~4時間もかけて(笑)。そんなに時間をかけて1品を平らげていると当然目立ち、レストラン関係者がドクターに密告。バレてしまい、がっつり怒られたそうです」(前出・女性週刊誌編集者)
10代で社長に、20代でドクターから叱られた相葉。そんな憎めない天然さも、相葉らしいといえば相葉らしいか。
(北村ともこ)