歌手・工藤静香が6月14日放送のラジオ番組「工藤静香のオールナイトニッポンGOLD」(ニッポン放送)でまさか、最近までアプリなどで写真加工ができる技術を知らなかったことを告白。加えて、自身は写真加工を「あまり好まない」という持論を展開した。
きっかけは、リスナーからの投稿。そこで話題となった写真加工について、工藤自身は当初、何を加工するのかわからなかったと話し、さらに「インスタとかでもそうですけど、色を変えたりすることを加工だと思ってたのね。目を大きくしたり鼻をなんとかしたりとかでしょ。スゴいですよね。そんなアプリ、みんな持ってるんですか?」と、小顔加工させることも知らなかったと素直に驚いてみせた。
「工藤は以前、仕事で顔写真を加工されたことがあったようですね。もともと痩せてる印象はありましたが、それもあって頬がこけて見えるからと少しふっくら加工されたのこと。それに対し、『気遣ってくれるのはありがたいけど、私の今の顔だから、老けても何でもいいから戻してって言って戻してもらったことがある』と振り返っていました。どうやら、加工されたものを元の状態に戻させたようですね。そういった過去があるからか、今回の話題でも拒絶反応というか、アシスタントの垣花アナが写真加工アプリを持っていることに『なんかやだ~。ちょっとイヤです、加工は…』とコメントしてました」(女性誌ライター)
さすが、本物の顔で勝負していた一時代前の大スター。彼女の持論に「アイドル時代は本当に美人だったから」「みんな個性があったよね」「加工して同じ顔のSNSばっかりで今はおかしい」と、ラジオを聴いていた古くからのファンは溜飲を下げたとか。本人も「実際よりきれいに映るのよ。若く見えるの。でも違和感全開で。無理だったんですよね」と、加工による質感が嫌いだとアピールしていた。
でも、その御高説に“違和感全開”のリスナーも続々コメント。なぜなら、娘でモデルのKoki,に「当てはまってませんか?」と疑問に思った人が多かったからだという。
「Koki,が初めて話題となった頃、インスタグラムの写真などでは、世間をうならせるほど脚も長くスタイルのよさが目立ちましたね。ところが、ランウェイデビューとなったパリで5月に開かれたシャネル『2019-2020 CRUISE COLLECTION』で外国人モデルと1列になりランウェイを歩いた動画が公開されると、それを見たファンから“違和感”を指摘する声が続々。顔は他のモデルさんに比べて大きく、脚もイメージとは違って短く見えて…SNS上では『公開処刑』とまで言われる始末。しかも後日、シャネルが公式インスタグラムに載せた写真では、ほかのモデルとの身長差がうまく解消されていましたから…真偽のほどはわかりませんが、アンバサダーであるKoki,の名誉のために『写真加工が行われたのでは?』とささやかれていたんです」(前出・女性誌ライター)
もっとも、商用写真と個人のインスタなどで公開する写真では、意味も役割も違い、また肌を綺麗にする“加工”と足を長く見せる“工夫”も違う。工藤も、他人の加工画像を否定しているのではなく、あくまで「自分がやるのは違う」という意味で言っているのだろうから、いちいち批判される点には同情すべきなのかもしれない。
(小机かをる)