7月8日からスタートする女優・上野樹里主演の月9ドラマ「監察医 朝顔」(フジテレビ系)に、山口智子に続いて、石田ひかりも出演することが明らかになり話題を呼んでいる。
「このドラマは、同名の人気医療マンガを原作に、上野演じる新米法医学者・万木朝顔が遺体の解剖を通して真実を明らかにしていくヒューマンドラマ。このドラマの中で山口は主人公・朝顔が務める大学の法医学教室の主任教授・夏目茶子。原作のキャラに合わせて自慢の髪の毛を10センチ切って登場。仕事は完璧にこなすも神出鬼没、謎に包まれたドラマの中ではキーパーソン役となりそうです。一方の石田演じる万木里子は東日本大震災で被災し行方不明になったヒロイン・朝顔の母役を演じるなど、二人とも大事な役どころを担っています」(テレビ誌記者)
山口の月9ドラマ出演は、1996年の大ヒットドラマ「ロングバケーション」以来、23年ぶり。石田は1993年のこれまた大ヒットドラマ「あすなろ白書」以来、26年ぶり。そして主演する上野も2006年のこれまた話題作「のだめカンタービレ」以来と、奇しくも“月9の歴史”を彩る大物女優の共演に、注目が集まっている。
「現在放送中のNHK朝ドラ『なつぞら』も記念すべき100作目ということもあり、過去の朝ドラヒロインたちが目白押し。話題性もあり平均視聴率も20%超えと好調。フジテレビの上層部も朝ドラの成功を見て狙ってきたのかもしれませんね」(制作会社プロデューサー)
中でも、近頃の山口智子の活躍ぶりには目を見張るばかりだ。
「現在放送中のNHK朝ドラ『なつぞら』でも、ヒロインなつ(広瀬すず)の兄・咲太郎を息子のように可愛がり育ててきた元人気ダンサーの岸川亜矢美役を好演。ダンサー引退後に切り盛りをするおでん屋でも懐かしい歌を口ずさみ、見事な美脚を披露してステップを踏む姿には称賛の声が上がっています」(前出・テレビ誌記者)
山口は今回の役を演じるにあたり、20代30代の頃熱心に取り組んでいたフラメンコを再開。元々『生まれ変わったらダンサーになりたい』と公言するほどの熱の入れ方だという。
「5月に発売された『VOGUE』では、シェイプアップして腹筋の浮かぶ、くびれたウエストを披露。2、3年前より体を絞っているようです。『なつぞら』の中で口ずさむ歌やダンスは、ほぼ山口のアドリブ。身近で山口の演技を見ていた岡田は、『お芝居って自由なんだなと教えてくださる方。本当に一瞬一瞬を生きていて、それが芝居だと見せてもらっている』と話すなど、スタイルと共に独特のセンスにも磨きがかかっているようです」(女性誌記者)
朝ドラ、そして月9と着実に復活を遂げている山口が、今回どんな演技を見せてくれるのか、今から楽しみだ。
(窪田史朗)