お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が司会を務めるトーク番組「アメトーーク!」(テレビ朝日系)の番組観覧募集が突如として停止され、ネット上を騒然とさせている。
「アメトーーク!」は吉本興業に所属するタレントをメインに取り扱い“ネギ大好き芸人”や“猫舌芸人”など、トークテーマや属性に縛りを持たせた番組内容がその最大の特徴で、お笑いファンだけでなく、業界視聴率の高いコンテンツとして人気を博してきた。
しかし、MCである宮迫を含む複数の吉本所属芸人による詐欺グループとの“闇営業”騒動が連日のようにワイドショーやネットニュースで取り上げられており、6月13日放送回では同番組メインスポンサーのCMではなく、公益社団法人ACジャパンのCMが流されるという“異例の事態”に直面。また、ネットやSNSでは「アメトーーク!」のスポンサー企業に対して、詐欺グループへの闇営業に参加した宮迫の降板を求める動きが加速しており、こうしたクレームの数々がスポンサーのCM放送を自粛させたのでないか、といった見方がある程だった。
「ACのコマーシャルが流れた時点で“アメトーク打ち切りの危機?”との声が出ていましたが、ここにきて公式サイトで番組観覧募集を一時停止するという事態にまで進展し、ネット上では『宮迫がちで終了か?』『終わる前に闇営業芸人やってくれ』『変なヤジ飛ばす観覧者が集まるのを恐れての判断かもな』『とうとう宮迫外しが始まった』との反応があります。もちろん観覧募集を停止した理由は公には発表されておらず、今回の闇営業騒動とは関係のないものかもしれませんが、中には宮迫が招待した詐欺グループの組織が観覧席を独占する為、一般の募集を停止しているのでは?という冷やかしのコメントも散見されました」(テレビ誌ライター)
2014年に軽い気持ちで参加した反社会勢力の宴における闇営業だったが、今やそれはとてつもなく大きな問題となり、“オフホワイト”ならぬ“超絶ブラック”案件として、人気絶頂のお笑いタレントを追い込んでいる。
(木村慎吾)