辛いものを食べると、なぜか活力が湧いてくることはありませんか? 梅雨の今、ジメジメして憂鬱になりがちですが、エスニック料理を食べると元気になれそうですよね。実はそれだけでなく、美容メリットも期待できるようなんです!
医師の石原結實さんの著書「図解 カラダを温める食べ物」(日本文芸社刊)によれば、エスニック料理によく使われる唐辛子の強烈な辛み成分「カプサイシン」には、食欲増進、血液の循環促進の他、体内に入ると脳やせき髄などの中枢神経を刺激してアドレナリンを分泌する効果があるのだとか。身体を温める作用もあるという唐辛子。身体が温まれば、心身ともに気分がよくなるともいいますよね。
また、唐辛子に含まれる「ビタミンA」には抗酸化作用があり、カプサイシンとの相乗効果で皮脂腺の新陳代謝を活発にし、肌をきれいに保つ働きも期待できるそうです。
梅雨のシーズンに憂鬱さを感じたら、唐辛子入りのエスニック料理を選んで食べてみれば、元気と美肌メリットから、気分もアップするかもしれませんね。