6月24日、吉本興業がお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之ほか、所属事務所11人を謹慎処分とすることを発表した。かねてより疑惑が騒がれていた、詐欺グループを相手に事務所を通さず仕事をする、いわゆる“闇営業”をして、その際に金銭を受け取った事実があったと同社が判断したという。
宮迫のほか、田村亮、レイザーラモンHG、ガリットチュウ福島善成は2014年12月、詐欺グループの忘年会に参加。くまだまさし、ムーディ勝山、天津・木村卓寛などは詐欺グループの別の誕生会に参加していた。
この報道に、ネット上では大バッシングの嵐が吹き荒れている。
「当初はギャラを受け取っていないと証言していたところが悪質であると見られているようです。『ウソをついたことがいちばんの問題』『このまま消え去っていい』『そもそも、ノーギャラで素人のパーティに大勢でかけつける芸人なんていない』など、そら見たことかという論調ばかりです。吉本側としては、この処分で幕引きのつもりかもしれませんが、そうはいきません。受け取ったギャラが報道とは違うとのことですが、それならいくらだったのか。ギャラの授受でさえウソをついた悪質な連中ですからね。詐欺グループだとは『知らなかった』という言葉も到底信じられるものではありません。反社会的勢力だと知りながら付き合い、金銭を受け取っていたとしたら、謹慎処分で済むわけはなく、入江同様解雇が相当ではないでしょうか」(芸能ライター)
今回、謹慎処分を受けた芸人たちの“金の亡者”ぶりは、反社会的勢力の暗躍ぶりに匹敵するほど、闇が深いようだ。