村上信五は、関ジャニ∞イチ働く男だ。俳優一辺倒の錦戸亮、音楽志向の安田章大のように、単独でのレギュラー番組を抱えないメンバーと異なり、メインMC、ラジオ、CMなど、ジャンルを問わず猛忙し。ソロ、グループの仕事、地元・関西のローカル番組も含めると、テレビで見ない日はない。
絶好調バラエティのひとつに、マツコ・デラックスとの「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)が挙げられる。開始から7年。放送時間の月曜深夜帯では何度もトップのシェア率を誇っており、“株主優待で暮らす桐谷さん”や“滑舌が悪いフェフねえさん”ほか、好評シリーズも多い。
人気の理由は、村上とマツコが公私ともに親しいカンケイであることが大きいと、関係者は言う。
「番組が始まったころの村上はまだ、二枚目アイドル路線を捨てられませんでした。でも、マツコから、『あんたはこのままじゃダメなんだよ』と本音をぶちまけられ、LINE友だちになってからは、相談相手になったそうです。先輩・中居正広のような司会者になりたかった村上は、『目指すところが違う』と痛いところを突かれ、恋愛に関しては『数歩引いて支えてくれる年上がいい』とアドバイスをもらったそうです」
昨年の関ジャニの東京ドームコンサート(9月9日)では、うちわとペンライトを持って、関係者席で応援するマツコの姿が目撃されている。さらに、今年に入ってからは、プライベートでおじさんに戻っているマツコが村上と飲食店で“夜ふかし”している姿が、写真週刊誌に撮られている。
「マツコは村上の9歳上。でも、芸歴では村上のほうが大先輩なので、食事したあとの帰路は、村上を先に送迎車にエスコート。見送ったあと、自分が送迎車に乗り込み、偶然、信号待ちをしていた村上さんの車に追いつくと、窓を開けて手を振るほど、とことん気を遣うそうです」(前出・芸能関係者)
およそ2年前の10月、写真週刊誌『FRIDAY』が村上の自宅マンション付近で、タレント・小島瑠璃子とのお泊り愛をスッパ抜いたことで、引っ越せざるを得なくなった。その際に依頼した不動産会社が、マツコの担当と同じだったという縁もある。
プライベートでもガッチリつながっている2人。男同士の友情は、今なお育まれているようだ。
(北村ともこ)