大河ドラマ「いだてん」(NHK)で女優デビューした世界的ダンサーの菅原小春。菅原演じる日本人女性初のオリンピックメダリスト、人見絹枝は、6月23日放送の第24話「種まく人」で、関東大震災により被災したばかりの東京で開催された復興運動会に来訪。杉咲花演じる増野シマからもらった“女子スポーツの未来に懸ける情熱”と自身に対するスポーツへの勧誘により、地元・岡山で走り幅跳び日本新記録を出した人見(菅原)は、そのお礼を言うために上京してきたのだが、シマ(杉咲)は行方不明のまま。シマが女子スポーツの未来を託した人見と教え子の富江(黒島結菜)とが競走する様子を見つめる“幻影シーン”は、多くの視聴者の涙を誘ったようだ。
「これまでは“三浦春馬の元カノ”という冠が光っていた菅原ですが、大河ドラマに出演したことでその冠は外れたように思います。6月20日放送の『ごごナマ』(NHK)に出演した菅原は、昨年7月3日放送の『うたコン』(NHK)で石川さゆりの『飢餓海峡』に合わせてダンスパフォーマンスした時に『大河ドラマに出たい』と意識したと語り、そのパフォーマンスから1週間後に『いだてん』のオファーがあったと明かしました。現在は、星野源がお母さんに扮する冠番組『おげんさんといっしょ』(NHK)のような、本気でふざけるコメディをやってみたいとのこと。それを聞いていた番組アシスタントのお笑いコンビ・ペナルティのヒデが『吉本(興業)のルミネ(theよしもと)劇場に来て出てくださいよ』と誘っていましたが、『いだてん』で杉咲演じるシマのように熱心に口説けば、菅原が吉本の舞台に出演することもあり得るのでは」(女性誌記者)
“闇営業事件”で活動休止している芸人が多い今、菅原が大きな風穴を開けてくれる女神となってくれるかも?