元TBSアナウンサーで現在はフリーの安東弘樹アナが7月9日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演し、かつての後輩である安住紳一郎アナの昇進について言及している。
安住アナは、7月5日に放送された「ぴったんこカン・カン」(TBS系)で“大切なお知らせがある”などと過剰に視聴者を煽り、最終的には自身の五輪番組総合司会への就任というやや拍子抜けな発表に終わった一件で波紋を呼んでいたが、これについて安東アナは「自分も格闘技の番組で“間もなく対決です!続きはこの後すぐ!”という演出で視聴者を煽ったことがある」と話し、自身の体験に沿って安住アナとTBSを擁護した。
また、7月より安住アナが部次長から局次長へ2階級の昇進を果たしたことに関しても、「TBSで部長を通り越して局次長になったのは安住さんが初めてなんじゃないかと」と舌を巻き、仮に自身もそのままTBSで局アナを続けていたなら「間違いなく僕は昇進していなかった。謙遜とかではなく。去年(TBSを)辞めてよかった」と自虐している。
「もちろん安住アナには圧倒的な女性人気と安定感抜群の実力が備わっていますが、安東アナもTBS時代の『アッコにおまかせ!』では、一筋縄ではいかない大御所の和田アキ子の隣でバランサーとしての役割を果たし、“言いたい放題の和田と規律の安東”というコントラストを作り出していました。そんな実績十分の安東アナが後輩である安住を“安住さん”と呼称し、素直にその才能を認めている姿にはネットでも『正直に心情を吐露するのは好感持てる』『後輩にも謙虚に振る舞い、出世に対しても喜ぶ紳士的な姿勢はフリーになってからも良い方向で活かされる』『後輩のこと、会社のこと、悪口を言わずに話ができるって尊敬に値する人柄』などの賞賛が飛び交っています。今も昔も“謙虚なアンディ”が好評を博しているようですね」(テレビ誌ライター)
個人的な想いや、妬み・嫉みの感情を出すことなく、後輩の異例のスピード出世を讃えた安東アナ。世間からはしっかりとその“気概”が評価されているようだ。
(木村慎吾)