ジャニーズを率いたジャニー喜多川社長が亡くなり、所属タレントが次々と追悼のコメントを寄せている。嵐のメンバーはコメントを発表。TOKIOの国分太一はMCを務める「ビビット」(TBS系)の生放送で、ジャニー氏への思いを涙ながらに語った。少年隊の東山紀之は「グッド!モーニング」(テレビ朝日系)で、故人との思い出を振り返っている。
メリー喜多川副社長から「ウチのトップ」とされた近藤真彦もまた追悼のコメントを発表した。だが、このコメントが思わぬ波紋を呼んでいる。
マッチのコメントは闘病中のジャニー氏とのエピソードを明かし、氏の強さと優しさを改めて示している。そして「長男でいながら、何度も泣いちゃいいました。叱られそうです。ジャニーさんありがとう」と感謝の気持ちを綴った。
「この『長男でいながら』という部分が注目を集めています。マッチはジャニーズに在籍しているタレントの中では最古参で、その意味では確かに長男です。ただ、昨年、滝沢秀明がジャニーさんに後継者として指名されてから、タレント出身者内の序列は下がったと一部マスコミが報じています。以前は近藤、東山、滝沢の順だったのが、今は滝沢、東山、近藤と格下げされたとか。滝沢は、カーレースに夢中のマッチを事務所に必要ない人間と考えているとも。『長男でいながら』発言は、自分がトップであると世間に誇示したかったのではないでしょうか」(芸能関係者)
ネット民も「マッチの必死さがにじみ出てる」「タッキーとヒガシを牽制してる」とザワつく事態に。今後、ジャニーズ事務所の権力争いはますます激しくなりそうだ。