フリーアナウンサーの高橋真麻が7月9日放送の「バイキング」(フジテレビ系)に出演。いじめ問題に関して疑問を投げかけて、視聴者からは共感の声があがっている。
この週はMCの坂上忍が夏休みのため不在。いじめ問題について特集された中で、代わりに番組進行をしていた高橋は「これぐらいの事実が出てきてるのに、いじめた側に対する制裁がないのが不思議なんですが」と、疑問をぶつけた。
高橋はさらに「いじめられてる子といじめてる子が一緒にいた場合に、いつもいじめられてる子が転校したり学校を休んだりして、いじめる側が転校させられるってことはないじゃないですか? 何でなんだろう?」と、いじめ問題の現状に切り込んだ。出演していた俳優の高嶋政宏も「俺もそれずっと思ってました」と高橋に同調。
視聴者からは「疑問に思っていたことを高橋さんが言ってくれた!」「いじめる側も、自分たちは処分されないだろうと思ってやってる場合も多いよね」といった意見がネット上に寄せられているが、同時に「今日は番組全体の雰囲気がよかった」「真麻が司会続けるなら今後も見たい」「真麻さん、進行もスムーズだし坂上より向いてるかも」などの声もあがっている模様。
「前日の8日はお笑いコンビ・ブラックマヨネーズが代理MCを務めましたが、フジの榎並大二郎アナが普段よりものびのびしていたように見えるという指摘もネット上には出ており、やはり坂上は番組の顔ではありますが、定期的にお休みされてもいいのではと思いたくなるような“リフレッシュ効果”があったことは否めません」(テレビ誌ライター)
高橋による問題提起が遮断されることなく届けられ、多くの人にこの問題と向き合う機会を与えたという点においては、坂上不在による奏功だったと言えるかもしれない。
(石見剣)